• 心地いい素材感で、夏の外出を楽しくしてくれる、お出かけ用のかごは、「かご好き」といえども、千差万別です。今回は、「si-si-si」デザイナー、平井慶子さんの「タフで実用的なかごバッグ」とその装いを教えてもらいました。
    (『天然生活』2014年8月号掲載)

    「一かご・一用途」で使い方を明確に

    ひかれるかごの条件は、「形が面白いもの」かつ「よく働いてくれそうな感じ」。つくりがタフで、きちんと物を納めてくれそうな雰囲気をもったもの。「そういうかごにはやはり、しっかり仕事を与えたくなってしまいますよね」と平井さん。

    どちらかというと、かごはサブバッグ的な使い方をすることが多く、どれも役割が明確。ちなみに、知り合いがロンドンの蚤の市で見つけたこちらのかごバッグは、A4サイズが入るので、英会話用のお稽古かばんに。この日は「スースースー」のスワン柄のシャツ&デニムという、さわやかな夏の普段着と合わせてくれました。

    画像: 右から、香港で見つけた竹素材のかごリュックは長刀(なぎなた)の道着入れに、中のふた付きの北欧製かごと左のアフリカのかごは、それぞれアトリエ出勤時のお弁当入れに。いずれもフォルムが特徴的

    右から、香港で見つけた竹素材のかごリュックは長刀(なぎなた)の道着入れに、中のふた付きの北欧製かごと左のアフリカのかごは、それぞれアトリエ出勤時のお弁当入れに。いずれもフォルムが特徴的

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    <撮影/中島千絵美 取材・文/田中のり子>

    平井慶子(ひらい・けいこ)
    企業デザイナーを経て、パートナーの達也さんとともに「シノワプランニングスタジオ」を設立。2006年からブランド「スースースーコンフォート」、2007年から「エカラケル」を、それぞれスタート。しなやかな大人のための日常着を提案する。2012年、大阪・京町堀にアトリエショップ「スーエスースースー」をオープン。

    取材・文/田中のり子(たなか・のりこ)
    衣食住、暮らしまわりの編集・ライター。編集を担当した本は、ワタナベマキさん著
    『旬菜ごよみ365日』(誠文堂新光社)など多数。著書に『暮らしが変わる仕事』(誠文堂新光社)がある。

    ※記事中の情報は『天然生活』本誌掲載時のものです

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