• 「夏至」オーナー、宮田法子さんの、心地いい素材感で、夏の外出を楽しくしてくれる、お出かけ用のかごをご紹介。「開き網代編みの籐かご」のエピソードと装いをお楽しみください。
    (『天然生活』2014年8月号掲載)

    いろんな服に合うニュートラルなかご

    角が割れたり、編み目がほつれてしまったり。そのたびに修理をしながら、宮田さんがもう7~8年使いつづけているのは、かご作家・大橋郁子さんの作品。

    素材は籐で、「開き網代編み」という編み方。横幅は広いのに厚さはかなり薄いという、独特のサイズバランスが目をひきます。

    「一見難しそうに思えますが、ジーンズみたいなカジュアルにも、きちんとしたよそ行きの服にも合わせやすい。A4サイズが納まるので、出張などにも重宝します」

    この日は、「アトリエ・ユヌプラス」の服に合わせて。ナチュラルなかごスタイルとはひと味違う、モダンな雰囲気が新鮮です。

    画像: 右から、長野在住の作家・吉田佳道さん作の竹素材の「遊山かご」、18年ほど前に購入した戸隠のかご、15年ほど前にモロッコ旅行で買ってきたマルシェかご。一度、気に入ったものは、長く大切に愛用しつづける

    右から、長野在住の作家・吉田佳道さん作の竹素材の「遊山かご」、18年ほど前に購入した戸隠のかご、15年ほど前にモロッコ旅行で買ってきたマルシェかご。一度、気に入ったものは、長く大切に愛用しつづける

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    「atelier naruse」デザイナー 成瀬文子さんの、私の夏かごスタイルへ ⇒
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    <撮影/中島千絵美 取材・文/田中のり子>

    宮田法子(みやた・のりこ)
    夏至主宰。100年の歴史を持つ日本家屋を甦らせた白い空間。その古く新しい空間にて、作家による手仕事品をご紹介しています。工芸とファッション、工芸とアクセサリー、手仕事を通し、表現となり得るファッションをご提案致します。
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    取材・文/田中のり子(たなか・のりこ)
    衣食住、暮らしまわりの編集・ライター。編集を担当した本は、ワタナベマキさん著
    『旬菜ごよみ365日』(誠文堂新光社)など多数。著書に『暮らしが変わる仕事』(誠文堂新光社)がある。

    ※記事中の情報は『天然生活』本誌掲載時のものです

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