（『天然生活』2015年11月号掲載）
月夜に食べたい小さなおはぎ 「季節のおはぎ」より続き —
こっくり味のおはぎ
見た目も味わいも大人好みの黒ごま＆抹茶。少しクセのある素材は珈琲との相性もぴったり。上菓子感覚で楽しめる、満足感のあるおはぎです。
黒ごまおはぎ
白ごまの飾りがポイントに （写真左上、右下）
黒ごま特有の香りとコクのあるあんが、後を引くおいしさです。練りごまは入れすぎると後味がよくないので適量を混ぜ合わせて。
材料（11個分）
- 小豆あん（※1） 270g
- 黒練りごま 8g
- 黒米餅（または雑穀餅）（※2） 330g（1合分）
- 白炒りごま 適量
※1のつくり方は 月夜に食べたい小さなおはぎ 「小豆あんと白あんのつくり方」 の記事を、
※2のつくり方は 月夜に食べたい小さなおはぎ 「雑穀餅、黒米餅のつくり方」 の記事をご参照ください
つくり方
- ボウルに小豆あんと黒ごまを入れて混ぜ合わせる。
- 1の黒ごまあんと黒米餅を11等分にして丸める（あんは1個25g、餅は1個30gが目安）。
- 黒ごまあんを手のひらで直径5～6cmにのばし、黒米餅を包んで、丸く成形する。
- おはぎの上に白ごまをのせる。
＊
抹茶おはぎ
黒米と抹茶の色合いがきれい （写真右上、左下）
白あんに抹茶を混ぜ合わせた抹茶あんは、風味豊かで実に上品。抹茶は加熱せずに生のまま使う場合は、殺菌された製菓用のものがおすすめ。
材料（11個分）
- 白あん（※1） 180g
- 抹茶 5g
- 小豆あん（※1） 90g
- 黒米餅（※2） 330g（1合分）
- 大納言かのこ（飾り用） あれば適量
※1のつくり方は 月夜に食べたい小さなおはぎ 「小豆あんと白あんのつくり方」 の記事を、
※2のつくり方は 月夜に食べたい小さなおはぎ 「雑穀餅、黒米餅のつくり方」 の記事をご参照ください
つくり方
- 抹茶は熱湯大さじ1と1/2を加え、ゴムべらでダマが残らないよう混ぜ合わせる（マヨネーズのかたさくらいに）。冷めたら白あんを加えて混ぜ合わせる。
- 1の抹茶あん、小豆あん、黒米餅を11等分にして丸める（抹茶あんは1個17g、小豆あんは1個8g、餅は1個30gが目安）。
- 抹茶あんに小豆あんを重ねて、手のひらで直径5～6cmにのばし、餅を包んで、丸く成形する。
- あれば、大納言かのこをのせ、抹茶（分量外）を茶こしに入れてふりかける。
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＜お菓子／森のおはぎ 撮影／広瀬貴子 スタイリング／大畑純子 取材・文／山形恭子＞
「森のおはぎ」
大阪の岡町にある、おはぎ店。素材の風味を大切にしたおはぎは、見た目も愛らしく、あんこやきな粉などの定番から季節限定の品まで、常時、8種が楽しめます。古い建具を配した温かみのある店構えや店主の森百合子さんの気さくな人柄も人気のゆえん。
大阪府豊中市中桜塚2-25-10
TEL.06-6845-1250
休み：日・月曜
http://morinoohagi.jimdo.com/
※大阪・北新地に姉妹店の「森乃お菓子」がある。
※記事中の情報は『天然生活』本誌掲載時のものです
