(『天然生活』2015年11月号掲載)
月夜に食べたい小さなおはぎ 「小豆あんと白あんのつくり方」より続き —
雑穀餅、黒米餅のつくり方
プチプチとした食感と彩りを楽しめるので、雑穀入りと黒米入り2種の餅を使います。家ではお好みのほうでつくってみてください。黒米はかたいので、ゆでてから使いましょう。
材料(1合分)
- もち米 135g
- 雑穀(または黒米) 15g
- 塩 ひとつまみ
つくり方
1 〈雑穀餅の場合〉もち米と雑穀はよく洗って、半日ほど水につけておく。
〈黒米餅の場合〉もち米と黒米は分けてよく洗い、もち米のみ半日ほど水につける。黒米は、洗ったら180mlの水とともに鍋に入れて火にかけ、沸騰したらふたをして、ごく弱火で10分煮て冷ます。
2 1の水をきって(黒米は煮汁ごと入れる)炊飯釜に入れ、白米1合の水加減にして、塩を加える。
3 白米モードで普通に炊き、炊き上がったら、しゃもじで素早く混ぜ合わせる。
4 ボウルに取り出して、ぴったりラップをかけて冷ます。
5 触れる程度に冷めたら、もち米を、手で粒が5割ほど残るくらいにつぶす。
6 それぞれのおはぎのレシピどおりに等分して丸める。
おはぎづくりのポイント
あんと合わせる餅は小さめに丸める
今回の記事では、小ぶりのおはぎを紹介しています。約330gの餅(米1合分)で、餅をあんで包むおはぎなら11個、あんを餅で包むおはぎなら8個つくることを目安に。
成形するときにはビニール手袋を
つぶしたり丸めたりするときには、ビニール手袋を使用するのがおすすめ。手袋にサラダ油を薄くのばしておくと餅がつきにくくなり、つくりやすくなります。手首に輪ゴムをすると、手袋を固定でき、外れません。
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<お菓子/森のおはぎ 撮影/広瀬貴子 スタイリング/大畑純子 取材・文/山形恭子>
「森のおはぎ」
大阪の岡町にある、おはぎ店。素材の風味を大切にしたおはぎは、見た目も愛らしく、あんこやきな粉などの定番から季節限定の品まで、常時、8種が楽しめます。古い建具を配した温かみのある店構えや店主の森百合子さんの気さくな人柄も人気のゆえん。
大阪府豊中市中桜塚2-25-10
TEL.06-6845-1250
休み:日・月曜
http://morinoohagi.jimdo.com/
※大阪・北新地に姉妹店の「森乃お菓子」がある。
※トップの写真について
カジュアルな器とも相性のいいおはぎ。家族や友人を招いて何種類かつくれば、テーブルもにぎやかで楽しいおはぎパーティに。甘さもやさしく、後味がいいので幾つでも
※記事中の情報は『天然生活』本誌掲載時のものです