(『天然生活』2014年9月号掲載)
ベーグルで
エスニック目玉焼きサンド
ひと口かじると、黄身がとろり。スパイシーなキャベツと一緒に。
材料とつくり方
1 フライパンにオリーブオイル少々を熱し、キャベツ(せん切り)2枚分、クミンシード小さじ1、塩、粗びき黒こしょう各少々をふって炒める
2 キャベツがしんなりしたら、その上に卵を割り入れ、ふたをして目玉焼きをつくる。ベーグル1個を厚さ半分に切り、トースターで2分焼く
3 それぞれ片面にマヨネーズをぬり、目玉焼きキャベツをサンドする
8枚切り食パンで
味玉サンド
じっくり漬けた味玉と玉ねぎで、中華バーガー風。
材料とつくり方
1 ジッパー付き密閉袋に、ゆで卵1個、しょうゆ、オイスターソース各大さじ1を加えて、ひと晩漬け込む
2 8枚切り食パン2枚の耳を落とし、それぞれ片面にマヨネーズを薄くぬる
3 スライスした玉ねぎ1/8個分を敷き、6等分の厚さにカットした味つけ玉子を並べてサンドし、半分に切る
8枚切り食パンで
うずらの玉子サンド
セロリの香りとアンチョビのコク。前菜気分のおしゃれなサンド。
材料とつくり方
1 マヨネーズ大さじ1、セロリ(筋を取ってみじん切り)5cm分、アンチョビ(みじん切り)1枚分、きび砂糖小さじ1/2、粗びき黒こしょう少々を混ぜ合わせてフィリングをつくる
2 8枚切り食パン2枚をトースターで2分ほど焼き、それぞれ片面に常温でやわらかくしたバターを薄くぬる
3 一枚にフィリングをぬり、さらに半分に切ったうずらのゆで卵3個分を並べてサンドし、半分に切る
イギリスパンで
ゴルゴンゾーラオムレツサンド
ゴルゴンゾーラのコクと黒こしょうを利かせた大人味。
材料とつくり方
1 溶き玉子2個分に、ゴルゴンゾーラチーズ(角切り)20gを加え、塩、粗びき黒こしょう各少々を加えてオムレツをつくる
2 イギリスパン2枚をトースターで2分ほど焼き、それぞれ片面に常温でやわらかくしたバターを薄くぬり、オムレツをサンドする
8枚切り食パンで
だし巻き玉子サンド
サクサク食パンと、だしをふくんだ玉子の意外な名コンビ。
材料とつくり方
1 溶き玉子2個分、白だし小さじ1、水大さじ1と1/2、きび砂糖大さじ1/2で甘めのだし巻き玉子をつくる
2 8枚切り食パン2枚の耳を落とし、半分にカットしてトースターで1分30秒ほど焼く
3 それぞれ片面に常温でやわらかくしたバターを薄くぬり、半分にカットしただし巻き玉子をそれぞれサンドする
クロワッサンで
くるくる薄巻き玉子サンド
クレープをはさんでいるような、フランス風のクロワッサンサンド。
材料とつくり方
1 フライパンにオリーブオイル少々を熱して、溶き玉子1個分で薄焼き玉子をつくる
2 上にマヨネーズ適量、塩、粗びき黒こしょう各少々、黒オリーブ(スライス)6粒分を散らし、くるくると巻く
3 クロワッサン1個に切り込みを入れ、巻いた薄焼き玉子をサンドする
<料理/金子健一(つむぎや) 撮影/有賀傑 取材・文/福山雅美>
金子健一(かねこ・けんいち)
料理家。1974年神奈川県横浜生まれ。学生時代、和食店でのアルバイトがきっかけで調理師免許を取得。コピーライターを経てパン職人の道へ。東京・中目黒、原宿で愛されていたパン屋「オパトカ」の店長としてメニュー開発にも携わる。そののち、2005年にマツーラユタカとともにフードユニット 「つむぎや」を結成。ケータリング、イベント、雑誌へのレシピ提案など幅広く活躍している。2017年に妻の地元長野県松本市に拠点を移し、ご縁のある農家さんのお野菜などを中心に旬を味わう食堂「Alps gohan」をオープン。『あっぱれ!おにぎり』(金園社)、『和食つまみ100』(主婦と生活社)、『お昼が一番楽しみになるお弁当』(すばる舎)など著書多数。2020年1月22日に著書『ぱんぱかパン図鑑』が電子書籍で復刊したばかり。
Alps gohan Instagram @alps.gohan
※ 記事中の情報は『天然生活』本誌掲載時のものです