• 「イングリッシュマフィン」を使ってつくるサンドイッチのレシピを、奈良県にあるパン屋「MIAʼS BREAD(ミアズブレッド)」の森田三和さんに教わります。野菜たっぷりでボリューム満点のサンドイッチをぜひお試しください。
    『ミアズブレッドのパンとサンドイッチ』より

    SAND
    チーズオムレツ&ラタトゥイユのサンドイッチのつくり方

    画像: SAND チーズオムレツ&ラタトゥイユのサンドイッチのつくり方

    材料(1個分)

    ● イングリッシュマフィン1個
    ● ラタトゥイユ(※1)大さじ2程度
    ● 卵1個
    ● ナチュラルチーズ30g
    ● レタス1枚
    ● あればセルフィーユ1本
    ● バジル(ドライ)少々
    ● 塩、こしょう各適量
    ● オリーブオイル小さじ2
    ● タルタルソース(※2)小さじ2

    つくり方

     レタスとセルフィーユは、洗って水けをきる。

     ボウルに卵を割り入れ、塩、こしょう、チーズ、バジルを入れてよく混ぜる。

     フライパンにオリーブオイルを熱し、の卵液を流し入れ、手早くかき混ぜながらマフィンの大きさにまとめる。

     マフィンは横にざっくりと割って断面を網焼きし、はけでオリーブオイル(分量外)をぬる。

     下になる方のパンにタルタルソースをぬってレタスをのせ、をのせる。上にラタトゥイユを盛り、セルフィーユをのせる。

     上になるパンにタルタルソースを少しのせ、レタスをおいてに重ねる。

    ◇ ◇ ◇

    * チーズの塩けがあるので、の塩はひかえめに。

    * 見ためが華やかなのでオープンサンドにしても。

    ※1 ラタトゥイユのつくり方

    画像: ※1 ラタトゥイユのつくり方

    材料(つくりやすい分量)

    ● 完熟トマト3個(またはトマト水煮缶)
    ● なす3本
    ● 玉ねぎ1個
    ● ピーマン3個
    ● パプリカ1個
    ● にんじん1本
    ● にんにく1片
    ● 赤とうがらし1本
    ● オリーブオイル大さじ3
    ● 塩、こしょう、オレガノ(ドライ)各適量

    つくり方

     トマトはへたをくりぬいてざく切りに、なすはへたを取り、皮をところどころむいて1.5cm厚さに切る。玉ねぎは乱切り、ピーマンとパプリカはへたと種を取って乱切り、にんじんは5mm厚さのいちょう切り(細い部分は丸形でよい)、にんにくはみじん切りにする。赤とうがらしはへたと種を取り除く。

     鍋にオリーブオイルを熱し、弱火で赤とうがらしとにんにくを炒め、香りが出てきたら、なすを加えて炒める。

     に玉ねぎを加えて炒め合わせ、にんじん、ピーマン、パプリカを順に加えて炒め合わせる。

     トマトを加えてふたをし、野菜からじっくり水分を引き出す。

     全体がなじんでやわらかくなったら、オレガノ、塩、こしょうで味をととのえる。

    ◇ ◇ ◇

    * 冷蔵庫で2日保存可能。

    * ズッキーニやかぼちゃを加えてもおいしい(かぼちゃは煮くずれすぎないよう注意)。

    ※2  タルタルソースのつくり方

    画像1: ※2  タルタルソースのつくり方

     マヨネーズ(適量)に、同量のピクルスのみじん切りを加えて混ぜる。

    ◇ ◇ ◇

    * 冷蔵庫で1週間ほど保存可能。





    〈撮影/結城剛太〉

    画像2: ※2  タルタルソースのつくり方

    森田三和(もりた・みわ)
    大阪芸術大学デザイン科卒。絵を書くように自分が食べたい味かたちを作り続けて1997年頃「MIA’S BREAD」が自然発生的にオープン。パンから始まり、サンドイッチ、スープ、カフェと広がり20年を機に店舗を地元ならまちに移店。生まれ育った懐かしい景色に囲まれて相変わらずパワーフードを生み出す日々を送っている。

    MIA’S BREAD
    奈良県奈良市勝南院町2
    TEL 0742-27-0038
    http://miasbread.com/

    ◇ ◇ ◇

    天然生活の本『ミアズブレッドのパンとサンドイッチ』(森田三和・著)
    天然生活の本
    『ミアズブレッドのパンとサンドイッチ』(森田三和・著)

    天然生活の本『ミアズブレッドのパンとサンドイッチ』(森田三和・著)


    B5判
    定価:本体 1,400円+税
    ISBN978-4-594-08514-8



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