• コロナ渦で長引くマスク生活に植物のエッセンスを加えて、気分をリフレッシュしてみませんか? レモンの皮のティンクチャーを使ったマスクスプレーのつくり方を神奈川県で人気のアロマ教室を運営している末吉真由美さんに教えていただきました。

    ハーブティンクチャー(ハーブチンキ)のこと

    ハーブと言えば、ハーブティーとして飲用されたことがあると思います。

    これは、ハーブの有効な成分の中でも、水に溶け出てくるものを身体に取り入れる方法。

    水に溶けにくい成分は、お湯ではなく、油やアルコールで“抽出”することで、場面に応じて使い分けることができるようになります。

    その1つがこれからご紹介するハーブティンクチャー。ハーブチンキ、チンキ剤とも呼ばれているものです。

    ハーブをアルコールに漬け込むことで、お湯で抽出するハーブティーとは異なる成分を取り入れることができます。

    今回は、マスクスプレーに使用するのにおすすめの、無農薬レモンを使ったハーブティンクチャーの作り方をご紹介しますね。

    レモンのハーブティンクチャーのつくり方

    画像: レモンのハーブティンクチャーのつくり方

    材料

    ◎ 無農薬レモン1/4個
    ◎ 無水エタノールまたはスピリタス50g
    ◎ グレーダー
    ◎ 熱湯消毒した蓋付きの瓶

    ※無水エタノールは薬局で購入できます。

    ポーランド原産のウォッカの一種であるスピリタスは、アルコール度数が96度という高アルコールのお酒で、酒屋さんやインターネット通販でも入手できます。

    アルコールの種類は色々ありますが、レモンの果皮に含まれる精油成分を抽出するのに必要なアルコール度数の材料としてご紹介させていただいています。

    つくり方

     グレーダーでレモンの皮を10g〜15g擦ります。(乾燥させた皮を使用する場合は5g)

    画像1: つくり方

     瓶にスピリタスを50g注ぐ。半日〜1日漬け込んでから濾して保存(半年ほどで使い切る)

    画像2: つくり方

    レモンティンクチャーでつくるマスクスプレー

    それでは、レモンのティンクチャーを使って、マスクスプレーをつくってみましょう。

    マスクの上からシュッとひと吹きすると、レモンのさわやかな香りで気分がリフレッシュできますよ。

    材料(出来上がり30mL分)

    ◎ レモンティンクチャー20mL(小さじ4)
    ◎ 精製水10mL(小さじ2)
    ◎ 精油(アロマオイル)1~2滴
    ◎ スプレー容器(アルコール対応のもの)

     レモンティンクチャーを20mL(小さじ4)、スプレー容器に入れる。

    画像1: 材料(出来上がり30mL分)

     黄緑色の綺麗な液体が取れます。レモンの香りがうっすらしますが、もしここでもう少し香りをプラスしたい場合は、精油(アロマオイル)を1〜2滴プラスしてもいいでしょう。(精油を入れた場合は、瓶をよく振って混ぜてください)

    画像2: 材料(出来上がり30mL分)

     最後に精製水10mL(小さじ2)を加えてよく混ぜます。

    画像3: 材料(出来上がり30mL分)

     全体量で30mLのマスクスプレーが出来上がります。

    画像4: 材料(出来上がり30mL分)

    ※スプレーすると、場合によっては、マスクが色づくことがあるので、布マスクでお使いになる場合は、少量の噴霧からお試しください。

    次回は、精油(アロマオイル)を使ったマスクスプレーのつくり方をご紹介しますね。
    どうぞお楽しみに。



    画像5: 材料(出来上がり30mL分)

    末吉 真由美(すえよし まゆみ)
    暮らしの植物アロマケミスト/恋する石けん®︎研究家
    (公社)日本アロマ環境協会資格認定校フェールマヴィ校長
    日本メディカルハーブ協会認定ハーバルセラピスト

    家族と暮らしのハウスキーピング品やコスメ、恋する石けんワークを通して地域で生き生きと活躍する女性を増やすことが使命。

    ●ウェブサイト:フェールマヴィ
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    ●Instagram:@fairemavie.mami
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