マバニ家の「ご馳走海老カレー」のつくり方

少し大きめのエビを使って作るご馳走カレーです。
エビは火の通りが早いので、手順に慣れてしまえば、あっという間に仕上がります。
大きめのエビがなかった場合には、小さなエビでも大丈夫です。その場合には海老の大きさにより、本数を増やしてください。
材料(これだけで食べる場合→2人分)
| ● エビ | 大12尾 |
| ● A | |
| ・ニンニク(すりおろし) | 特大1かけ |
| ・生姜(すりおろし) | ニンニクの分量と同量 |
| ・塩 | 小さじ1/8 |
| ・ターメリック | 小さじ1/4 |
| ・チリパウダー | 小さじ1/8 |
| ・白ワインビネガー又は酢 | 小さじ1 |
| ● 植物油 | 大さじ1 |
| ● 乾燥赤唐辛子 | 1本 |
| ● カシアバーク | 1cm×4cm (又はシナモン1/2本) |
| ● クローブ | 2個 |
| ● 赤玉ネギ(みじん切り) | 中1/4個 |
| ● トマト(みじん切り) | 小1個 |
| ● 青唐辛子(ヘタを除き縦に半分に切ってから横半分に切る) | 2本 |
| ● ココナッツミルク | 250mL |
| ● 水 | 120mL |
| ● B | |
| ・コリアンダーパウダー | 小さじ2(山盛り) |
| ・クミンパウダー | 小さじ1(山盛り) |
| ・チリパウダー | 小さじ1/2強 |
| ・黒胡椒 | 小さじ1/8強 |
| ● 香菜 | 大さじ2 |
| ● 塩 | 小さじ1/2〜好みの量 |

Bのパウダースパイス
準備(エビ)
1 .エビは下処理をしてから水分をキッチンペーパーで拭いておく。
2.ボウルにエビとAを入れ軽く揉み込んでから20分ほどつけおく。


つくり方
1 厚手の鍋に油と乾燥赤唐辛子・カシアバーク・クローブを入れ弱火で温める。
2 乾燥赤唐辛子が膨らんできたら、玉ネギを加え弱めの中火で混ぜながら加熱する。

3 玉ネギが透き通りの角が茶色くなってきたら、トマトも加え混ぜながら加熱する。

4 トマトが崩れ始めたら、青唐辛子も加え混ぜながら加熱する。
5 トマトが崩れ余分な水分が飛びペースト状になったらBも加え混ぜながら加熱する。


6 スパイスが馴染んだら、ココナッツミルク・水を加え、時々混ぜながら加熱する。


7 6が沸騰し始めたら火を弱め、準備したエビとつけ置いたもの全て・香菜・塩を加え混ぜ、切り蓋をしてエビに火が通るまで加熱する。
もっと美味しくするために(海老の下処理):
そのまま流水で洗ってから尾・背ワタ・殻を取り除いただけでも大丈夫ですが、次のように下処理をするとより美味しく仕上がります。
海老は尾・背ワタ・殻を取り除いてからボウルに入れ、片栗粉大さじ1と水大さじ3程度を加え、優しく揉んでいると灰色またはピンクっぽい色になる。(色は海老の種類によって変わる)水で色のついた片栗粉を洗い流し、キッチンペーパーで水気を除く。
Copyright © Masako Mavani All Rights Reserved.
〈料理/マバニ・マサコ 撮影/林 紘輝〉

マバニ・マサコ
インド料理・スパイス料理研究家。嫁ぎ先で継承されてきたインドのアーユルヴェーダ的考えを取り入れながら、素朴なスパイス使いと癒される味を日本の家庭に紹介している。著書に『いちから始めるインドカレー』(柴田書店)ほか。新著製作中。Instagramでは日々の料理をUP。
新刊『西インド料理はおもしろい 食文化とともに味わう、本格カレーとスパイス料理』amazonで見る が発売中。
* * *
◇ ◇ ◇
オススメのスパイス屋さん
アンビカベジ&ヴィーガンショップ蔵前
〒111-0051
東京都台東区蔵前3-19-2 アンビカハウス 1F
営業時間:11:00~20:00
年中無休(年末年始を除く)
都営浅草線「蔵前駅」または、都営大江戸線「蔵前駅」より徒歩5分







