暑い日におすすめの「ゴーヤとトマトのチゲ風」
皆さま、こんにちは、榎本美沙です。
夏は辛いものが食べたくなる時季、個人的にも辛いものがとっても好きなので、この暑い時季に食べたい、発酵食品を使った辛いものをご紹介します!
わが家は、夏にも冬にも辛いスープをよくつくります。いつもつくる味噌汁に、少し豆板醤を加えて気軽につくることもありますが、冬にはスンドゥブチゲをたっぷりつくって、体を温めたり、
夏には体の余分な熱を取ってくれるという大豆を加えたりもします。スープにお豆を加えると食べ応えもアップするので、そちらもうれしいところです。
チゲ風に仕上げた辛いスープには、ゴーヤ、トマトと夏においしい野菜をたっぷり使って仕上げました。
ゴーヤは、火にかけすぎると食感が悪くなってしまうので、仕上げに加えるのがポイントです。
ゴーヤのほろ苦さも活かされて、暑い日に元気が出る味わいです。ゴーヤが苦手な方は、ズッキーニなどで代用してもおいしいと思いますよ。夏に元気が出るスープ、ぜひお試しくださいね。
次回は、クセになる手づくり調味料「青唐ナンプラー」をご紹介しますので、そちらもお楽しみに。
ゴーヤとトマトのチゲ風のつくり方
材料(つくりやすい分量)
◎ 豚バラ薄切り肉 | 80g |
◎ ゴーヤ | 1/4本 |
◎ ミニトマト | 6個 |
◎ ごま油 | 小さじ2 |
◎ 酒 | 大さじ1 |
◎ 味噌 | 大さじ1 |
◎ A | |
・白菜キムチ | 100g |
・豆板醤 | 小さじ1 |
・にんにく、しょうが(すりおろし) | 各1/2片 |
つくり方
1 ゴーヤは縦半分に切り、ワタを取り除いて、薄切りにする。豚バラ肉は5cm幅に切る。
2 鍋でごま油を熱し、豚肉を炒める。肉の色が変わったらAを加えてさらに炒める。
3 香りが立ったら、水2カップ、酒を加える。煮立ったら、ゴーヤ、ミニトマトを加えて1分ほど煮て、火を止めて味噌を溶き入れ、器に盛る。
榎本 美沙(えのもと みさ)
料理家/発酵マイスター
広告会社勤務の傍ら、夫婦で一緒に料理を作るレシピ紹介サイト「ふたりごはん」を開設。その後、調理師学校を卒業し独立。発酵食品、旬の野菜を使ったレシピ開発が得意。テレビ、雑誌や書籍、WEBへのレシピ提供、イベント出演などを行う。
著書に、『ジッパー袋でかんたん季節の保存食』(家の光協会) amazonで見る 、『野菜の「べんり漬け」』(主婦の友社) amazonで見る がある。
●Instagram:@misa_enomoto
https://www.instagram.com/misa_enomoto/
●YouTube:「榎本美沙の季節料理」
https://www.youtube.com/channel/UCGiEIACoA-INiZuSFhoksYA
●Twitter:@misa_enomoto
https://twitter.com/misa_enomoto