• 本格的なスパイス使いを覚えて寒さに負けない体をつくりませんか。
    今回は、ベジタブルカレーをご紹介。春菊をこれでもかというほど入れるので、体にやさしく、後味もとってもおいしいです。

    マバニ家の「春菊のサグアルー」のつくり方

    画像: マバニ家の「春菊のサグアルー」のつくり方

    ジャガイモを使ったインドのセミドライカレーです。

    サグとは、青菜のことでアルーとはジャガイモのことを言います。サグアルーは、もともとフェヌグリークという野菜の葉の部分を使ってつくりますが、今回は旬の春菊を使ってつくりました。

    春菊がない場合には、ホウレンソウでもつくれます。どちらでつくっても優しくてホッとする味です。

    材料

    画像: 材料
    ● 春菊(茎を除き葉のみをザク切り)2束
    ● ジャガイモ(皮をむき一口大に切る)中3個
    ● 植物油大さじ1
    ● クミンシード小さじ1/2
    ● 生姜(みじん切り)小さじ1
    ● 青唐辛子(スリットを入れる)1本
    ● A
    ・ダナジラ又はコリアンダーパウダー小さじ1強
    ・ターメリック小さじ1/2
    ・チリパウダー小さじ1/2
    ・香菜(みじん切り)大さじ2
    ・塩小さじ1/2~好みの量

    つくり方 

     厚手の鍋に油を入れ弱めの中火で温め、クミンシードを加え混ぜる。

     クミンシードの周りに泡がたったら生姜・青唐辛子も加える。

     生姜がしんなりしたら、ジャガイモを加え混ぜ、蓋をして加熱する。

     ジャガイモが透き通り始めたら、春菊も加え混ぜ、蓋をして加熱する。

    画像1: つくり方

     春菊がしんなりしたら、Aも加え混ぜ、水も100mL(分量外)ほど加え、蓋をしてジャガイモが柔らかくなるまで加熱する。

    もっと美味しくするために:
    ・あれば油と一緒にクローブ1個・シナモン1cm角を加えるとより本格的な味になります。
    ・途中必要であれば、多少の水を加えてもよいです。
    ・あればクミンシードと共にヒング小さじ1/4を加えるとより本格的な味になります。
    ・ジャガイモは塩分を吸収しやすいので、食べる前に必ず塩加減を確認するとより美味しく仕上がります。

     

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    〈料理/マバニ・マサコ 撮影/林 紘輝〉

    画像2: つくり方

    マバニ・マサコ
    インド料理・スパイス料理研究家。嫁ぎ先で継承されてきたインドのアーユルヴェーダ的考えを取り入れながら、素朴なスパイス使いと癒される味を日本の家庭に紹介している。著書に『いちから始めるインドカレー』(柴田書店)ほか。新著製作中。Instagramでは日々の料理をUP。

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