マバニ家の「帆立貝のご馳走カレー」のつくり方
帆立貝の柔らかな甘みと旨味を、トマトの酸味とスパイスの効いたソースが引き立ててくれるカレーです。
帆立貝を切りながらソースを絡めてお召し上がりください。
少しお洒落で贅沢な、とっておきのカレーです。
材料(2人分)
● 帆立貝 | 6〜8個 |
● 植物油 | 大さじ1 |
● A | |
・乾燥赤唐辛子 | 1本 |
・グリーンカルダモン | 3個 |
・クローブ | 2個 |
● B | |
・クミンシード | 小さじ1 |
・フェンネルシード | 小さじ1/2 |
● 赤玉ネギ中(みじん切り) | 1/4個 |
● トマト中(みじん切り) | 2個 |
● 生姜・ニンニク(おろしたもの) | 各小さじ2 |
● C | |
・コリアンダーパウダー | 小さじ2 |
・チリパウダー | 小さじ1/2 |
・ターメリックパウダー | 小さじ1/4 |
・香菜(みじん切り) | 大さじ2 |
・ココナッツミルク | 大さじ3 |
・塩 | 小さじ1/2〜好みの量 |
準備(帆立貝)
1.帆立貝は生姜・ニンニク各小さじ2(すりおろし・分量外)を混ぜ、30分ほど常温で漬け込む。
2.フライパンに油大さじ2(分量外)を入れ弱めの中火で温め、帆立貝を焼く。
3.途中塩・胡椒(分量外)をしながら、綺麗な焼き色がつくように火を通す。
つくり方
1 厚手の鍋に油とAを入れ弱めの中火で温め、乾燥赤唐辛子が膨らんだらBも加える。
2 クミンシードの周りに泡が立ち始めたら、玉ネギを加え混ぜながら加熱する。
3 玉ネギが透き通ったら、トマトも加え混ぜながら加熱する。
4 トマトが崩れ始めたら生姜ニンニクも加え、トマトがペースト状になったら、Cも加え5分程蓋をして加熱する。
5 必要であれば少量の水(分量外)を足してトロミのあるソースをつくる。
6 あればブレンダー等でなめらかになるまで撹拌する。ない場合にはそのままでよい。
7 皿にソースを入れてから、準備した帆立貝を並べ、好みで香菜(分量外)を散らす。
時間のない時には:
ここでは帆立貝を漬け込んだものを焼いてから使いますが、時間のない時には、ソースが仕上がったら直接帆立貝を加え、火を通しても召し上がれます。その際には帆立貝は斜め半分に切ってから使うとよいでしょう。
もっと美味しくするために:
このカレーは柔らかな酸味を感じられるように仕上げますが、もしトマトの酸味が特に強い場合には、ひとつまみの砂糖を加えてバランスを取るとより美味しく仕上がります。
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〈料理/マバニ・マサコ 撮影/林 紘輝〉
マバニ・マサコ
インド料理・スパイス料理研究家。嫁ぎ先で継承されてきたインドのアーユルヴェーダ的考えを取り入れながら、素朴なスパイス使いと癒される味を日本の家庭に紹介している。著書に『いちから始めるインドカレー』(柴田書店)ほか。新著製作中。Instagramでは日々の料理をUP。
新刊『西インド料理はおもしろい 食文化とともに味わう、本格カレーとスパイス料理』amazonで見る が発売中。
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