• 今年も残すところあとわずか。年末年始はどのように過ごされますか? 料理家で発酵マイスターの榎本美沙さんが、「わぁ!」と食卓を華やかにするみそローストビーフのつくり方を教えてくれました。おうちに人を招くときはもちろん、ふだんのおうちごはんで贅沢な気分を味わいたいときにもぴったりです。

    ちょっとおめかしした、みそローストビーフ

    皆さま、こんにちは、榎本美沙です。

    クリスマスに年末年始に……特別な食事をする機会が多い時期におすすめの、“ちょっとおめかしな発酵ごはん”をご紹介します。

    主役は“みそ”です。

    画像1: ちょっとおめかしした、みそローストビーフ

    こちらの連載でもたくさん登場していますが、みそは食材のうま味を引き出す優れもの。鶏肉や豚肉、魚を漬け込めば、うま味たっぷり、やわらかく仕上がります。

    画像2: ちょっとおめかしした、みそローストビーフ

    今回は、少し意外かもしれませんが、みそに牛肉を漬け込む「みそローストビーフ」のご紹介です。

    こちらは、来客時のおもてなしやおせちにもおすすめ! 実はこのメニュー、一度つくっていただくと年末年始に限らず何度もつくってくださる方が多い一品なんです。

    というのも、みそと玉ねぎで漬け込むことで、うま味たっぷり、そして、びっくりするほどやわらかく仕上がるので、ぜひ一度、発酵食品みそと、酵素がたっぷりの玉ねぎの力をお試しいただけたらうれしいです。

    次回は発酵食品のみりんと3つの材料を使って、簡単おせち「安納芋きんとん」をご紹介します! そちらもお楽しみに。

    みそローストビーフのつくり方

    画像: みそローストビーフのつくり方

    材料(2人分)

    ◎ 牛かたまり肉(もも)300g
    ◎ オリーブオイル大さじ1
    ◎ ベビーリーフ適量
    ◎ A
    ・玉ねぎ(すりおろし)1/4個分
    ・にんにく(すりおろし)1片分
    ・みそ大さじ4
    ・みりん大さじ2
    ・砂糖小さじ2

    つくり方

     ジッパー付き保存袋にAを入れて混ぜ、牛肉を入れてなじませ、冷蔵庫にひと晩おく。

    画像1: つくり方

     牛肉は調理する1時間前に冷蔵庫から取り出して常温に戻し、たれをゴムベラなどでしっかりぬぐう。(たれは取っておく)

    画像2: つくり方

     フライパンにオリーブオイルを弱めの中火で熱し、牛肉を入れて全面1分ずつ焼く。弱火にし、主に広い面を転がしながら5〜6分ほど加熱する。アルミホイルで牛肉を包み、15〜30分おく。

    画像3: つくり方

     フライパンを洗い、漬けだれ、水1/4カップを入れて弱めの中火にかけ、ひと煮立ちさせ、ソースにする。を薄切りにし、ベビーリーフとともに器に盛り付け、ソースを添える。

    画像4: つくり方


    画像5: つくり方

    榎本 美沙(えのもと みさ)
    料理家/発酵マイスター
    広告会社勤務の傍ら、夫婦で一緒に料理を作るレシピ紹介サイト「ふたりごはん」を開設。その後、調理師学校を卒業し独立。発酵食品、旬の野菜を使ったレシピ開発が得意。テレビ、雑誌や書籍、WEBへのレシピ提供、イベント出演などを行う。著書に、『ジッパー袋でかんたん季節の保存食』(家の光協会) amazonで見る 、『野菜の「べんり漬け」』(主婦の友社) amazonで見る がある。

    新刊『からだが整う〝ひと晩発酵みそ〟』(主婦と生活社) amazonで見る が、2021年11月に発売。


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