味の決めては甘酒! 常備しておくと便利な鶏そぼろ
皆さま、こんにちは、榎本美沙です。発酵食品を使った“つくりおき”レシピをご紹介します。
今回はお弁当にもおすすめ! 甘酒でつくる“鶏そぼろ”です。砂糖を使わず、甘酒の甘みで仕上げるので、やさしい甘さに仕上がります。たっぷりつくって小分けにして、冷凍しておくと便利ですよ。
そのままごはんにのせたり、ごはんに混ぜ込んでおにぎりにしたり、玉子焼きに入れたり、いろいろとご活用いただけたらと思います。
今回は、とろっと半熟卵と合わせる、半熟卵のそぼろ丼のつくり方もご紹介しますので、ぜひお試しくださいね。
来月は、朝ごはんにぴったりな発酵料理をご紹介します。楽しみにしていただけたらうれしいです。
甘酒そぼろのつくり方
材料(つくりやすい量)
◎ 鶏ひき肉(もも) | 200g |
◎ 甘酒(ストレートタイプ) | 80mL |
◎ しょうゆ | 大さじ1と1/2 |
◎ しょうが(みじん切り) | 1片分 |
つくり方
1 すべての材料を鍋に入れ、よく混ぜる。
※火にかける前に材料を混ぜ合わせるとひき肉が固まりづらいです。
2 中火にかけて、汁気がなくなるまで混ぜる。さらに色が濃くなるまで火にかける。
※最初は固まりやすいので手早く混ぜます。
半熟卵のそぼろ丼のつくり方
しょうゆ風味の甘酒スクランブルエッグと合わせた、そぼろ丼のつくり方をご紹介します。炒り卵と合わせるのもよいですが、とろんと半熟の卵にそぼろをからめて食べるのもおいしいです。
材料(2人分)
◎ ごはん | 2膳 |
◎ 甘酒そぼろ | 適量 |
◎ A | |
・ 溶き卵 | 2個分 |
・ 甘酒(ストレートタイプ) | 大さじ2 |
・ しょうゆ | 小さじ1/2 |
・ バター | 10g |
つくり方
1 丼にごはんを盛っておく。
2 ボウルにAを入れて混ぜる。
3 フライパンにバターを入れて中火で熱し、2の卵液を入れる。菜箸で大きく混ぜ、好みの半熟具合になったら丼にのせ、甘酒そぼろものせる。お好みで野沢菜漬け(分量外)をのせても。
榎本 美沙(えのもと みさ)
料理家/発酵マイスター
広告会社勤務の傍ら、夫婦で一緒に料理を作るレシピ紹介サイト「ふたりごはん」を開設。その後、調理師学校を卒業し独立。発酵食品、旬の野菜を使ったレシピ開発が得意。テレビ、雑誌や書籍、WEBへのレシピ提供、イベント出演などを行う。著書に、『ジッパー袋でかんたん季節の保存食』(家の光協会) amazonで見る 、『野菜の「べんり漬け」』(主婦の友社) amazonで見る がある。
新刊『からだが整う〝ひと晩発酵みそ〟』(主婦と生活社) amazonで見る が発売中。
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