フライパンで簡単につくれる、和風ホットサンド
皆さま、こんにちは、榎本美沙です。今月は発酵食品を使った「発酵朝ごはん」をご紹介しています。新生活の朝ごはんに、ぜひお試しいただけたらうれしいです。
前回は、ヨーグルトクリームのフルーツサンドをご紹介しましたが、今回はホットサンドです。
私自身、ホットサンドは子どもの頃からとても好きでした。母がつくってくれたのはハムとチーズを挟んだシンプルなホットサンドでしたが、いつものトーストとは違う特別感があり、ホットサンドの日はワクワクとしていました。そのワクワク感がいまだにあり、ホットサンドをつくるときは、なんだか特別な感じがしています。
今回は、ホットサンドメーカーなしでもつくれる、フライパンホットサンドをご紹介します。
フライパンでつくるコツは、多めにオイルを使うことと、重石をして焼くことです。私はホーロー鍋の蓋を使って重石をしています。なければお皿などを乗せて、少し押さえながら焼いてもOKです。そうすることで贅沢な味わいになり、カリッとした食感が出ますよ。
具材は、生ハムと青じそ、そしてホットサンドに欠かせないチーズ。隠し味にみそを薄く塗るのがポイントです。みそと青じその風味で、ほんのり和風の味わいに仕上がります。
しそチーズのフライパンホットサンドのつくり方
材料(つくりやすい量)
◎ 食パン(8枚切り) | 4枚 |
◎ 生ハム | 2枚 |
◎ 青じそ | 4枚 |
◎ スライスチーズ(溶けるタイプ) | 2枚 |
◎ みそ | 小さじ1/4 |
◎ こしょう | 少々 |
◎ ココナッツオイル(なければバターやオリーブオイル) | 大さじ4 |
つくり方
1 生ハムを半分の長さに切る。
2 食パン2枚にみそを薄く塗り、スライスチーズ、生ハム、青じそを半量ずつ乗せ、こしょうをふり、もう一枚の食パンで挟む。
3 フライパンにココナッツオイルの半量を中火で熱し、2をひとつ入れる。鍋の蓋やお皿などを重石にして、上からしっかり押さえつけながら1〜2分ほど焼く。
4 上下を返してさらに1分ほど焼く。残りも同様に焼き、半分に切って盛り付ける。
榎本 美沙(えのもと みさ)
料理家/発酵マイスター
広告会社勤務の傍ら、夫婦で一緒に料理を作るレシピ紹介サイト「ふたりごはん」を開設。その後、調理師学校を卒業し独立。発酵食品、旬の野菜を使ったレシピ開発が得意。テレビ、雑誌や書籍、WEBへのレシピ提供、イベント出演などを行う。
著書に、『ジッパー袋でかんたん季節の保存食』(家の光協会) amazonで見る 、『野菜の「べんり漬け」』(主婦の友社) amazonで見る がある。
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