• 11月は白菜がたくさん出回る時季。料理家で発酵マイスターの榎本美沙さんに、旬の白菜をたっぷり使った、ほどよい酸味と旨みがおいしい「発酵白菜」のレシピを教えていただきました。塩漬けにするだけで手軽にでき、乳酸菌たっぷりで体にうれしいおかずです。

    そのままでも、炒めものやお鍋にも!
    アレンジ自在の「発酵白菜」

    皆さま、こんにちは、榎本美沙です。

    11月は白菜がたくさん出回る時季、これから寒い季節にかけての白菜は甘味がでてとってもおいしいです。

    今月は、そんな白菜をたっぷり使える、数年前から私のSNSでも人気の「発酵白菜」をご紹介します。

    発酵白菜は白菜を塩漬けにするだけで手軽なのですが、乳酸菌たっぷりで、体にうれしいおかずになります。ほどよい酸味と旨みも増して、とてもおいしく仕上がります。

    そのまま食べるのはもちろん、豚肉と炒めたり、台湾の酸っぱい白菜鍋「酸菜白肉鍋」にもできます。

    次回は、この「酸菜白肉鍋」をご紹介したいと思います。栄養たっぷりの漬け汁ごと食べられるおいしいお鍋です。楽しみにお待ちいただけたら嬉しいです。

    発酵白菜のつくり方

    画像: 発酵白菜のつくり方

    材料(つくりやすい分量)

    ◎ 白菜1/4個(500g)
    ◎ 粗塩小さじ2(10g/白菜の重量の2%)
    ◎ 昆布5cm四方
    ◎ 赤唐辛子(種を取り除く)1本

    つくり方

     白菜は水気をよく拭き取り、4cm四方に切り、ジッパー付き保存袋に入れる。

    画像1: つくり方

      の袋に粗塩を加えて全体になじむようによくもみ込む。赤唐辛子を加え、昆布をキッチンバサミで細切りにして加える。

    画像2: つくり方

      袋の空気をしっかり抜いてバットにのせ、2kgほどの重石(500mLのペットボトル4本など)をのせて3〜4日ほど常温でおく。

    画像3: つくり方

    ぶくぶくと泡が立っておいしい酸味、旨みが出ていたら出来上がり。

    画像4: つくり方

    ポイント

    ・冷蔵庫で1〜2週間保存可能です。



    画像5: つくり方

    榎本 美沙(えのもと みさ)
    料理家/発酵マイスター
    発酵食品、旬の野菜を使ったシンプルなレシピが好評で、テレビ、雑誌や書籍へのレシピ提供、イベント出演などを行う。 YouTubeチャンネル「榎本美沙の季節料理」、Instagram(@misa_enomoto)、夫婦でつくるレシピサイト「ふたりごはん」も人気。 著書に、『からだが整う〝ひと晩発酵みそ〟』(主婦と生活社) amazonで見る 、『今すぐ始められる、毎日続けられる。ゆる発酵』(オレンジページ) amazonで見る などがある。

    新刊『おかずいらず、手間いらず。ひと皿満足スープ』(KADOKAWA)amazonで見る が発売中。

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