• お笑いコンビ、たんぽぽの白鳥久美子さんは、おばあちゃんっ子だったこともあり、「ばあちゃん仕事」に憧れ、愛してやみません。今日も、手を動かして、暮らしをつくる。白鳥さん流の「楽しい小さな暮らし」をご紹介します。廃棄予定の野菜から抽出した染料で素材を染める「フードテキスタイル」プロジェクトに大興奮の白鳥さん。

    ネットで、わくわくするスニーカーを見つけました

    先日、あてもなくぴょんこぴょんことネット検索していたら、「フードテキスタイル」というプロジェクトを見つけました。はて、フードテキスタイルとは?

    ホームページにはこんなふうに紹介されています。

    「フードテキスタイルは、ファッション業界から廃棄食材を再活用するプロジェクト。食品会社が廃棄予定の野菜に含まれる成分から染料を抽出して染められた素材・商品を提供するサステイナブルなプロジェクトブランドです。」

    画像: ※ホームページの画像を拝借していいのか分からず、絵で描いておきました。

    ※ホームページの画像を拝借していいのか分からず、絵で描いておきました。

    今まで捨てられてしまっていた、規格外の野菜とか、カット野菜の切れ端なんかを食品関連企業や農園から買い取って、植物に含まれる成分を抽出。それを染料にして染め上げて、お洋服なんかをつくっているみたいなんです。

    すごいなぁ、そんなことができるんだ。驚いてしまいました。

    小学生の頃、私は学童保育に通っていました。そこの先生がとっても面白い人で、とにかく子どもたちに色んな経験をさせてくれたんです。その中の1つに養鶏がありました。

    スーパーやお料理屋さんで捨てる野菜くずをもらってきて、ニワトリの餌にするんです。

    「ゴミにしないで役立てます!」なんて話をして、お店の店長に、子どもたちでかけあうところから始めました。

    そんな方法で育て、産まれた卵は自分達で食べたり、バザーの時に販売していました。こんなふうに、今で言う持続可能な生き方を教えてもらっていたんですね。

    お店の野菜クズはエサにできるという考えはありましたが、染料にしてファッションに活かすとは、面白いですよね。

    どんなファッションになるんだろうと思って、興味津々でオンラインショップをのぞいてみたら、これが、かわいいんです。

    捨てるはずの野菜で染めたんだと思うと、さらに楽しい。

    淡いピンクになったり、ブルーになったり。そういえば玉ねぎの皮で染めるのを、家庭科の授業でやったなぁ、なんてことを思い出したりして夢中で眺めました。

    そしてドンピシャで欲しい物を見つけてしまいました。コンバースとコラボしている黄色いスニーカーです。実は私、普段コンバースばっかり履いています。

    画像1: ネットで、わくわくするスニーカーを見つけました

    バイトしてた時の靴もコンバースでした。初めてコンビ組んでネタをやった時の靴もコンバースでした。

    白、黒、赤、カーキ、ベージュ、さまざまな色を履いて履き潰して、そして今欲しいと思っていた色が黄色でした。それがここにある。黄色が強過ぎない優しい黄色。からし色。

    これは何で染めたのかな? にんじんかな? パプリカかな? わくわくしてきました。

    そしてゲットしたその靴を毎日大事に履いています。ディテールもこだわりが見えてかわいいです。黄色い靴って、なんか気分が明るくなりますね。

    画像2: ネットで、わくわくするスニーカーを見つけました

    サスティナブルな行動って、理念は分かるけど何をすればいいか分からないところも正直あったんですが、こういうプロジェクトにお買い物で参加するのもいいなと思いました。

    みなさんも是非チェックしてみてね。



    画像3: ネットで、わくわくするスニーカーを見つけました

    白鳥久美子(しらとり・くみこ)
    1981年生まれ。福島県出身。日本大学芸術学部卒。2008年に川村エミコとたんぽぽ結成。10年、フジテレビ系『めちゃ2イケてるッ!』の公開オーディションで新レギュラーの座をつかみ一躍人気者に。コンビとしての活動に加え、テレビ、ラジオ、ドラマ、舞台など多方面で活躍中。趣味は、散歩、高圧電線観察、シルバニアファミリー。特技は、詩を書くこと。唎酒師(日本酒のソムリエ)の資格ももつ。



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