• 薄力粉からつくる、ふんわりやさしい味わいの昔ながらのパンケーキを、料理家の飛田和緒さんに教わりました。甘さ控えめなので、お好みのジャムをはじめ、メープルシロップや蜂蜜など、甘味をたっぷりかけて召し上がれ。材料を混ぜ合わせてフライパンで焼くだけと、とても簡単につくれるのも魅力。フライパンを一度さますのが、色よく焼くコツです。

    「りんごジャム添えのパンケーキ」のつくり方

    画像: 今回は、飛田さんが長年つくりつづけている、冬の保存食のひとつ「りんごジャム」を添えて。ジャムの甘味と水きりヨーグルトのさわやかな酸味のバランスが絶妙

    今回は、飛田さんが長年つくりつづけている、冬の保存食のひとつ「りんごジャム」を添えて。ジャムの甘味と水きりヨーグルトのさわやかな酸味のバランスが絶妙

    材料(直径約10cm・4枚分)

    ● 薄力粉100g
    ● ベーキングパウダー小さじ1(4g)
    ●卵1個
    ● A
    ・牛乳1/2カップ
    ・砂糖20g
    ・米油小さじ2
    ●りんごジャム適量
    ●水きりヨーグルト適量

    下準備

    ・薄力粉とベーキングパウダーは合わせて、目の細かいざるでふるっておく。

    つくり方

     ボウルに卵を割りほぐし、Aを加えてよく混ぜ合わせる。ふるった薄力粉とベーキングパウダーを加え、粉っぽさがなくなるまで混ぜる。

     表面加工のしてあるフライパンを、油をひかずに中火で熱して温め、ぬれ布巾の上にいったんのせて底を冷ます。

    POINT
    表面加工が施されていないフライパンを使う場合は、薄く油をひいてなじませ、ペーパータオルで軽くふき取ってから焼きましょう。

     のフライパンに、お玉1杯分程度のを流し入れて、弱火で焼く。片面がこんがりと焼けたら、裏返してもう片面も焼く。残りもの手順から同様に、あと3枚焼く。

     器にパンケーキを盛り、りんごジャムと水切きりヨーグルトを添える。

     

    〈料理/飛田和緒 撮影/林 紘輝 スタイリング/久保原惠理 取材・文/福山雅美〉

    * * *

    飛田和緒(ひだ・かずを)
    東京都生まれ。高校時代を長野で過ごす。現在は、海辺の街に夫、娘と暮らす。土地ごとの味と素直に向き合い、日々の食卓で楽しめる家庭料理、保存食をつくり続ける。著書に『季節を味わう保存食手帖』(扶桑社)など。

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    『天然生活』2022年12月号の「飛田和緒さん 秋から冬の保存食」では、パンケーキに添えた「りんごジャム」をはじめ、「栗のシロップ煮」「切り干し大根」「なめたけ」「小松菜の漬物」など6つの保存食のつくり方と、それらを使った展開レシピを教えていただきました。年に一度しか出合えない、旬のもの。少しでも長く楽しむために、手を動かしてみませんか?



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