• 料理家の松田美智子さんに鶏もも肉とごぼうの炒り煮のつくり方を教えていただきました。甘さが控えめなので、お酒のおつまみにもおすすめです。

    鶏もも肉とごぼうの炒り煮のつくり方

    画像: 鶏もも肉とごぼうの炒り煮のつくり方

    ふっくらやわらかい鶏肉と、ごぼうのごろっとした食感を楽しめる炒り煮です。

    煮るときに薄口しょうゆ、仕上げに濃口しょうゆを使い分け、味を見ながら調味するとおいしくなります。

    材料(つくりやすい分量)

    画像: 材料(つくりやすい分量)
    ● 鶏もも肉1枚
    ● ごぼう1本
    ● しょうが(薄切り)大さじ1
    ● ごま油大さじ1
    ● 水1と1/2カップ
    ● 酒大さじ3
    ● 三温糖大さじ1
    ● 薄口しょうゆ大さじ1
    ● 濃口しょうゆ大さじ1
    ● 粉山椒適宜

    つくり方

     鶏肉は、皮と余分な脂をていねいに除く。下包丁を入れて厚みを均一にし、一口大に切る。ごぼうは皮ごとよく洗い、縦半分に切る。ス(変色した空洞の部分)があれば、先が細いスプーンなどでそいで除き、乱切りにする。

    画像1: つくり方
    画像2: つくり方
    画像3: つくり方
    画像4: つくり方

     フライパンにごま油を熱し、油があたたまってきたところで鶏肉を加える。少し色づいたらごぼう、三温糖を加えてさっと炒め、酒を加える。

    画像5: つくり方
    画像6: つくり方

     土鍋に水、しょうがを入れ火にかけ、沸いてきたらを加える。ペーパータオルなどで紙ぶたをし、10分煮て薄口しょうゆを加える。火を止めて温度が下がったら濃口しょうゆを加える。器に盛り、粉山椒を散らす。

    画像7: つくり方
    画像8: つくり方

    ※ごぼうを柔らかくしたい場合は、紙ぶたではなくふたをしてもよい。

    鶏もも肉のこと

    画像1: 鶏もも肉のこと

    鶏のももから足にかけての部位である「鶏もも肉」は、筋肉質で、火を通すと弾力があり、ぷりぷりとした食感になる人気の部位です。唐揚げや照り焼き、煮物など、さまざまな料理に使われています。

    あっさりした味わいが特徴のむね肉に比べ、もも肉はジューシーでコクのある味わいが特徴。肉特有のおいしさが味わえ、良質なたんぱく質や鉄、ビタミンAなどの栄養素も含まれています。

    皮つきのもも肉は、脂質の量が多くカロリーは高めです。皮を取り除くことで脂質の含有量が抑えられ、低脂質、高たんぱくな食材になります。パリッと焼けた皮の風味を楽しみたいときは皮つきのもも肉を、脂質の摂取量を抑えあっさりと楽しみたいときには皮なしのもも肉を選ぶのがおすすめです。


    〈料理/松田美智子 撮影/山田 耕司〉

    画像2: 鶏もも肉のこと

    松田美智子(まつだ・みちこ)
    日本料理をベースにした家庭料理の教室を1993年より主宰。鎌倉で育った子ども時代から身近だった保存食づくりを基本に、いまの時代に無理なく楽しめる季節の仕事を提案。著書に『丁寧なのに簡単な季節のごはん』(小学館) amazonで見る など。

    ◇ ◇ ◇

    『季節の仕事 (天然生活の本) 』(松田美智子・著)

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    (松田美智子・著/扶桑社刊)

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    『おすし』(松田美智子・著)

    『おすし』
    (松田美智子・著/文化出版局刊)

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