伊藤千桃さんの冬の相棒01
自家製レモンのレモネード
ジンジャーシロップをお湯で割り、レモンをしぼったホットジンジャーレモネード。「夏は炭酸で割って氷を入れたグラスで飲みますが、冬はあつあつのお湯割りに。気持ちがホッとし、体も芯から温まります」
伊藤千桃さんの冬の相棒02
アップルパイで明日の楽しみを
前日に生地を仕込んでねかせておき、朝、焼いたばかりのアップルパイ。「パイ生地はバターと小麦粉をフードプロセッサーにかけ、ふきんの上でこねて折りたたむだけ。バターを冷凍庫で冷やしておくとサクサクに」
伊藤千桃さんの冬の相棒03
冬の料理に活躍するスパイス
インドネシア・ジャカルタの従兄弟から届くたくさんのスパイス。「冬の朝はチャイを飲むので、たくさん使います。カルダモンやクローブをすり鉢ですって淹れたチャイの香りは格別。料理にも使っています」
伊藤千桃さんの冬の相棒04
セーターに合わせるネックレス
「おしゃれが大好きなので、家で過ごすときもアクセサリーは欠かせません。つけていないと落ち着かないくらい」。冬は大ぶりなネックレスを首元のアクセントに。どちらも10年以上前、台湾と香港で買ったもの。
伊藤千桃さんの冬の相棒05
蜜蝋でつくるハンドクリーム
「神奈川・横須賀の養蜂家さんのみつろうでバームをつくり、ハンドクリーム代わりに使っています。植物油と合わせるだけで簡単につくれます」。肌に直接つけるので、オイル専門店で購入したホホバオイルを使用。
伊藤千桃さんの冬の相棒06
飾りや燃料にもなる松ぼっくり
山を散策して拾った松ぼっくりは、母屋と離れの薪ストーブの着火剤に。薪は庭の剪定で出た枝を乾燥させて使用。「炎をボーっと眺めているといやされます。燃料を調達すると、山や庭がきれいになるのもいいところ」
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〈撮影/大森忠明 取材・文/坂口みずき〉
伊藤千桃(いとう・ちもも)
1972年度ミス日本で元女優。自宅で「桃花源」を営み、庭で採れる地野菜を使った宅配レストランが人気に。著書に『千桃流・暮らしの知恵』(主婦の友社)。
※ 記事中の情報は『天然生活』本誌掲載時のものです