(『天然生活』2021年1月号掲載)
私の“好き”なもの、手紙
眺める楽しみと、使う喜びがある手紙
イラストレーターの木下綾乃さんが手紙好きになったのは、東京でひとり暮らしを始めた大学生のとき。地元の友人と文通をしたことがきっかけでした。
![画像: 市販のレターセットやハガキは、15年前、パリに旅行した際に蚤の市で見つけた古いスーツケースに。小ぶりなサイズが収納しやすく、机のそばに置いている](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783328/rc/2022/11/24/be8be96151366269a62a61deb111ce0b7a12b8c3.jpg)
市販のレターセットやハガキは、15年前、パリに旅行した際に蚤の市で見つけた古いスーツケースに。小ぶりなサイズが収納しやすく、机のそばに置いている
「最初は市販のものを使っていましたが、そのうち映画のチラシを封筒にするなど、自作するようになりました」
![画像: 自主製作のハガキは、ポスターなどをそのまま入れられる棚に。「見渡せるので在庫管理もしやすいです」](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783328/rc/2022/11/24/be99970523d1dfeff732057cdd810a7ccd778df6.jpg)
自主製作のハガキは、ポスターなどをそのまま入れられる棚に。「見渡せるので在庫管理もしやすいです」
レターセットやシーリングスタンプなどは旅先で買うことが多いといいます。切手も集めていて、海外のものや日本の古いものをシールのように使うそう。
![画像: 切手はテーマに分けて、フィンランドの郵便局で購入した切手帳に。「絵柄を眺めるのも楽しい時間です」](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783328/rc/2022/11/24/3b7c5613138922a9ac5a07552270c8f71f1806e1.jpg)
切手はテーマに分けて、フィンランドの郵便局で購入した切手帳に。「絵柄を眺めるのも楽しい時間です」
手紙まわりのものは机のそばに置き、手に取りやすくしています。
「相手に合わせて色や柄を選ぶのはうれしい時間です。旅先から葉っぱなどを入れて、自分に手紙を出すのも楽しいんですよ。いままではもったいなくてチビチビ使っていましたが、一生使いきれないくらいあるので、これからはどんどん送りたいと思います」
お気に入りの“好き“なもの
封蝋用の印璽
封をする際、サイン代わりに使うシーリングスタンプ。モチーフはAや雪の結晶、猫など
![画像: 相手に合わせて、手紙の色や柄を選ぶのはうれしい時間。手紙まわりをすっきり保つ方法/イラストレーター・木下綾乃さん|私の“好き”の整理法](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783328/rc/2022/11/24/b4af20054de854712d07268511b30cbcc3400fda.png)
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〈撮影/木下綾乃 取材・文/長谷川未緒〉
木下綾乃(きのした・あやの)
イラストレーター。書籍や雑貨などで活躍中。著書に『ゆっくり、つながる手紙生活』(サンマーク出版)など。
インスタグラム@ayano.kinoshita
※ 記事中の情報は『天然生活』本誌掲載時のものです