(『白崎茶会 植物生まれの気楽なおやつ〜卵、小麦粉、乳製品を使わないやさしいレシピ』より)
シャキシャキの紅玉にもちふわ生地をのせた、小さなパンケーキ
お豆腐を使ったふわふわのパンケーキに、リンゴをのせて焼きました。焼きリンゴとパンケーキが合わさったような味わいで、それぞれの食感を楽しめます。
ここでは6枚焼きましたが、大きく1枚で焼くのもいいですよ。
薄いくし形切りにしたリンゴをフライパンに放射状に並べて焼き、一度に生地を流し込んだら、あとは同じようにつくります。リンゴはきれいに発色する紅玉がおすすめですが、どのリンゴでもおいしいです。
お手もちのフライパンのサイズや、入手できるリンゴと相談して、いろんなパンケーキをつくってくださいね。
生地の甘味はメープルシロップだけなので、朝ごはんにもぴったりです。
白崎茶会の
リンゴパンケーキのつくり方
材料(6枚分)
● 豆腐(絹) | 120g |
● メープルシロップ | 大さじ1と1/2 |
● 塩 | ひとつまみ |
● 植物油 | 大さじ1 |
● A | |
・ 米粉 | 80g |
・コーンスターチまたは片栗粉 | 20g |
● リンゴ※ | 1と1/2~2個 |
● ベーキングパウダー | 小さじ1と1/2(6g) |
※リンゴは紅玉がおすすめ |
つくり方
1 液体を混ぜる
ボウルに豆腐を入れ、なめらかになるまで泡立て器でよく混ぜる。メープルシロップと塩を加えて混ぜ、植物油を少しずつ加えて乳化するまでよく混ぜる。
2 粉を混ぜる
Aを加え、なめらかになるまでぐるぐるとよく混ぜる。
3 寝かせる
ラップをして10分おく。
4 リンゴを準備する
皮ごと1cm厚さの輪切りにしたリンゴを6~8枚用意し、芯をペットボトルのキャップなどで抜く。フライパンを熱して植物油(分量外)をひき、リンゴの半量を並べる。弱火で2分ほど焼き、火を止める。
大きめのリンゴのときは6枚、小さめのときは8枚用意しましょう
5 ベーキングパウダーを加える
3にベーキングパウダーを加え、生地が少しふんわりしてくるまで1分ほどよく混ぜる。
6 焼く
4のリンゴを裏返して5の生地をすくってのせ、ごく弱火にかける。フタをして3~3分半焼き、ひっくり返してさらに2分ほどフタをして焼く。残りも同様に焼く。好みでてんさい糖(分量外)をふる。
本記事は『白崎茶会 植物生まれの気楽なおやつ〜卵、小麦粉、乳製品を使わないやさしいレシピ』(扶桑社)からの抜粋です
〈撮影/寺澤 太郎 スタイリング/中里真理子〉
白崎裕子 (しらさき・ひろこ)
東京生まれ、埼玉育ち。自然食品店「陰陽洞」( 神奈川県・逗子) が主宰する料理教室の講師を経て、葉山町の海辺の古民家でオーガニック料理教室「白崎茶会」を始める。全国から生徒さんが集まる人気教室となり、のべ3万人以上に、つくって食べるおもしろさなどを伝えてきた。 現在はオンライン教室「白崎茶会レシピ研究室」で料理やお菓子、パンのレッスンを配信中。近著『白崎茶会 植物生まれの気楽なおやつ』(扶桑社)が好評発売中。
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予約の取れない料理教室「白崎茶会」の最新刊。卵・小麦粉・乳製品を使わない、グルテンフリーのやさしい植物生まれのおやつをまとめたレシピ集です。つくる人も、食べる人も気楽なおやつを1冊に。
15分程度の作業で、あとはオーブンや冷蔵庫におまかせ。使う道具が少ないので、洗いものもラクチン。米粉のレシピをはじめ、オートミールやおからパウダーを使ったものも満載。卵、小麦粉、乳製品を使わないからこそ、おいしくかんたんにつくれます。