• 専業主婦歴50年の坂井より子さん。毎日家族のためにごはんをつくり続けてきた、50年分の家庭料理と台所仕事の経験から生まれた知恵には、次の世代へ受け継いでいきたい新しい発見が詰まっています。坂井さんが30年以上つくり続けている、じゃが芋のパンケーキのつくり方を教えていただきました。
    (『かぞくをつなぐ より子さんのレシピ帖』より)

    主菜に合わせて決める副菜に。温かい「じゃが芋のパンケーキ」

    主菜がボリュームのあるお料理ならあとはちょっとした煮ものと簡単な野菜料理だけで十分です。

    でも、もう少しおなかにたまるものが欲しいなと思ったときや、温かいお料理が少ないときには、副菜を献立に加えてみるとよいでしょう。

    「じゃが芋のパンケーキ」は、パンケーキという料理名ですが、今でいうガレットに近いものです。卵が入っているので、オムレツのような味。焼き目がつくまでこんがり焼きましょう。

    画像: 主菜に合わせて決める副菜に。温かい「じゃが芋のパンケーキ」

    じゃが芋のパンケーキのつくり方

    画像: じゃが芋のパンケーキのつくり方

    材料(2人分)

    ● じゃが芋2個
    ● 玉ねぎ1/2個
    ● にんにく1片
    ● 卵1個
    ● 片栗粉大さじ2
    ● 塩小さじ1
    ● オリーブ油大さじ2

    つくり方

     じゃが芋は細めのせん切りにし、玉ねぎは薄切りに、にんにくはみじん切りにする。

     のじゃが芋、玉ねぎをボウルに入れ、溶きほぐした卵と片栗粉、塩を加えてよく混ぜる。

     フライパンにオリーブ油を熱してにんにくを入れ、香りが出たら2を入れて薄くのばし、両面がこんがりするまで焼く。

    ◎ベビーリーフなどの野菜を添えても。

    画像: MEMO:朝ごはんにもよさそうですね

    MEMO:朝ごはんにもよさそうですね

    〈料理制作/中川悠歩 撮影/大沼ショージ〉 

    本記事は『かぞくをつなぐ より子さんのレシピ帖』(家の光協会)からの抜粋です



    坂井より子(さかい・よりこ)

    画像: つくり方

    1946年生まれ。神奈川県葉山町に3世代7人で暮らす。子育てが落ち着いた40代後半から15年ほど、自宅で料理教室を主宰。主婦歴50 年の経験から生まれた暮らしの知恵、また人生を軽やかに生きるコツなどを独特のやさしい口調で語るその姿が、若い世代を含む幅広い年齢層に支持されている。『かぞくをつなぐ より子さんのレシピ帖』(家の光協会)は4冊目の著書で、これまで家族のためにつくってきた料理をまとめた初めての料理本。

    ◇ ◇ ◇

    『かぞくをつなぐ より子さんのレシピ帖』(家の光協会)|amazon.co.jp

    『かぞくをつなぐ より子さんのレシピ帖』(家の光協会)

    『かぞくをつなぐ より子さんのレシピ帖』(家の光協会)|amazon.co.jp

    amazonで見る

    専業主婦歴50年の坂井より子さんが、家族のために毎日つくってきたレシピを初公開。なんでも手づくりしていた時代の昔懐かしい料理の数々は、今見ると新鮮で新しい発見があります。

    特別な日のごちそうや子どもが好きな料理、地味だけど味わい深い家庭料理など、いつも家族の中心にあるのは「お母さんの料理」。

    メディアで人気の坂井さんが次の世代に伝えたい家庭料理と台所仕事のことを一冊にまとめました。



    This article is a sponsored article by
    ''.