新しい年のはじまりを、手づくりのおせち料理でお祝いしてみませんか。 料理家の松田美智子さんのレシピなら、はじめての方でもおいしく安心してつくることができます。今回は、子どもも大好きなふわふわの「伊達巻」のつくり方を教わります。
(『天然生活』2022年1月号別冊付録掲載)
(『天然生活』2022年1月号別冊付録掲載)
「伊達巻」のつくり方
見た目の華やかさが特徴の伊達巻。仕上げに立てて置いて余分な水分をしっかりと取り除くことによって、よりふわふわで食べやすい食感に仕上げます。
材料(20×20cmのケーキ型1台分)
● 卵 | 5個 |
● 卵黄 | 1個分 |
● はんぺん | 100g |
● A | |
・ 砂糖 | 55g |
・ みりん | 大さじ1 |
・ 酒 | 大さじ1 |
・ 塩 | 小さじ1/2 |
下準備
※オーブンを200℃に予熱する。
つくり方
1 はんぺんをすり鉢でていねいにすり、Aを加えてなじませ、卵と卵黄を加えて混ぜ合わせる。
2 20×20cmのケーキ型に、片面にサラダオイル(分量外)を塗ったワックスペーパーを、油を塗った面が上になるように敷き、1を流し入れる。
3 2を200℃に予熱したオーブンで10分焼き、180℃に下げて15〜20分、表面に均等な焼き色がつくまで、ときどき位置を変えながら焼く。
4 オーブンから取り出し、5分おいてから、巻き簾、またはギザギザを好む場合は鬼すだれ(洗って水けをふき取っておく)に、玉子のこげた面を下にして返す。
5 ワックスペーパーを取り除き、手前の玉子3cmを巻き簾ごと巻き込みしっかり押さえながら卵を巻き進め、巻き終わりを下にして巻き簾でしっかり巻き、3点を輪ゴムでしっかり留める。
6 ペーパータオルを敷いた上に5を立てて置き余分な水分を落とし、粗熱がしっかり飛んだら、巻き簾をはずし、2cm厚さに切る。
<撮影/山田耕司>
松田美智子(まつだ・みちこ)
料理研究家。日本料理をベースにした家庭料理教室を主宰。著書に『家庭料理は郷土料理から始まります。』(平凡社)、『季節の仕事』(扶桑社)など多数。インスタグラム:@michiko_matsuda
※記事中の情報は『天然生活』本誌掲載時のものです