(『DEN PLUS EGGの家づくりノート』(扶桑社)より)
お好みはどれ? 床材選び、床張り選びの楽しみ
まずは、足元から。
無塗装、オイルフィニッシュの無垢フローリングの一番の特徴は、朝起きて素足がさらりとした床に触れた瞬間から、心地よさがしみじみと感じられます。
主流となっているオーク材のほかに、やさしい風合いのパイン材、ときには古材を提案することも。貼り方にもヴェルサイユ張りやヘリンボーン貼りなど多様なデザインがあり、それぞれに伝統と歴史的な背景があります。
無垢フローリングの最大の魅力は家族の歴史とともに美しくエイジングしていくこと。補修やメンテナンスをしながら大切に育ててゆくことで、そこで過ごす時間もかけがえのないものに感じられることでしょう。
01 オーク材を使ったパーケット張り
同じオーク材を、明るめのオイルで仕上げると……
02 パリの宮殿にちなんだヴェルサイユ張り
03 短い木材でも美しい仕上がりの朝鮮張り
04 ルーブル美術館と同じ、オーク材のフレンチヘリンボーン床
05 節ありのナラ材を使ったフローリング
<撮影/山口 明 取材・文/野崎泉 編集/鈴木理恵>
DEN PLUS EGG(デン・プラスエッグ)
リフォーム、リノベーション、注文住宅の設計・施工を行うほか、物件探しを行うための不動産も運営。オリジナルキッチンの専門部門もあるほか、海外買い付けの家具や雑貨、リネンの販売も行い、心地いい暮らしのためのインテリア環境もサポートしている。著書に『DEN PLUS EGGの家づくりノート』(扶桑社)。
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※記事中の情報は『DEN PLUS EGGの家づくりノート』掲載時のものです
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