(『お餅の便利帖』より)
ゆでて、蒸して、もちもち「からみ餅」
料理家の飛田和緒さんは、一年中餅を欠かさないといいます。家族みんなが餅好きで、年始のお雑煮に限らず、朝ごはんや、小腹が空いたとき、お子さんが小さかった時のおやつにも、よくお餅が登場していたそう。
今回は、ゆでて、蒸して、もちもちなめらかな食感を味わう「からみ餅」の食べ方をご紹介します。
ピーナッツバター餅のつくり方
濃厚なナッツのコクが病みつきに。
材料とつくり方(1人分)
角餅2個を半分に切り、熱湯で5分ほどゆで、やわらかくなったら引き上げて汁けをきり、ピーナッツバター大さじ2をからめる。
ゆずこしょう餅のつくり方
ぜひ試していただきたい「蒸し餅」
材料とつくり方(1人分)
1 角餅1個をさっと水にくぐらせてオーブンシートにのせ、蒸気の上がった蒸し器に入れ、やわらかくなるまで5~10分蒸す。
2 器やボウルに取り出してゆずこしょう適量を加え、箸でぐるぐる混ぜてからめる。のり1/4枚で包む。
※ 本記事は『お餅の便利帖』(東京書籍)からの抜粋です
〈料理/飛田和緒 撮影/竹内章雄 スタイリング/久保原惠理〉
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飛田和緒(ひだ・かずを)
東京生まれの東京育ち。高校時代の数年間を長野で過ごす。現在は神奈川県の海辺に夫、娘とともに暮らし、その土地の素材と素直に向き合いながら、日々の食卓で楽しめる家庭料理をつくっている。家にあるものを組み合わせてちゃんとおいしい、無理のないレシピ、奇をてらわないレシピが人気。著書に『缶詰・瓶詰・常備品 食品棚にある買い置きで 飛田和緒のシンプルごはん便利帳』『ひだパン』『ひだゴハン』(すべて東京書籍)など。 近著は『お餅の便利帖』(東京書籍)。