• 毎日お弁当をつくるためには、段取りが重要です。初心者にも難しくない、仕込み食材を使った1週間のお弁当を、料理上手の瀬尾幸子さんに教えていただきます。今回は、「小さなおむすび弁当」のつくり方を。
    (『天然生活』2020年4月号掲載)

    *1週間分の便利な仕込み素材

    レンチンもやし

    生よりチンするほうが日持ちする。シャキシャキ感が残る程度に。

    画像1: ※冷蔵で約5日間保存可

    ※冷蔵で約5日間保存可

    材料とつくり方(つくりやすい分量)

     耐熱容器に、もやし1袋(200g)を入れてふたまたはラップをかけレンジ強(500W)で4分加熱する。

     ふたを取り、全体を混ぜて蒸気を抜き、冷めたら冷蔵保存する。

    ゆで鶏

    ひたひたの水で鶏のうま味を閉じ込める。ゆで汁ごと保存を。

    画像2: ※冷蔵で約5日間保存可

    ※冷蔵で約5日間保存可

    材料とつくり方(つくりやすい分量)

     鍋に鶏もも肉1~2枚を入れ、ひたひたの水を注ぐ。中火で煮立て、アクを取り、落としぶたをして弱めの中火で7分ゆでる。

     ゆで汁ごと、保存容器に入れ、冷めてから冷蔵保存する。

    レンチンにんじん

    まとめて仕込めばすぐに使えて、お弁当の彩りもぐっと豊かに。

    画像3: ※冷蔵で約5日間保存可

    ※冷蔵で約5日間保存可

    材料とつくり方(つくりやすい分量)

     にんじん1本(200g)は皮をむき、せん切りにして耐熱容器に入れ、ふたまたはラップをかけてレンジ強(500W)で3分加熱する。

     冷ましてから冷蔵保存。

    さけフレーク

    自家製のさけフレークはお弁当を格段においしくします。

    画像1: ※冷蔵で約10日間保存可

    ※冷蔵で約10日間保存可

    材料とつくり方(つくりやすい分量)

    塩ざけの切り身2切れを、オーブントースターかグリルで焼き、熱いうちに皮と骨を取りほぐし、保存容器に入れておく。

    ゆで小松菜

    ゆでたあとにしぼらないのが日持ちさせるためのポイント。

    画像4: ※冷蔵で約5日間保存可

    ※冷蔵で約5日間保存可

    材料とつくり方(つくりやすい分量)

     小松菜1束は、熱湯でゆで、冷水にとって粗熱を取る。

     冷ましたら、しぼらずにそろえてざるに上げ、自然に水けをきる。

     根元を切り落とし、4cmくらいに切って冷蔵保存する。しぼると傷みやすくなるので、使うときに、使う分だけしぼって使う。

    柴漬けみじん切り

    きざんでおけば、チャーハンやおにぎりの具にもすぐ使えます。

    画像2: ※冷蔵で約10日間保存可

    ※冷蔵で約10日間保存可

    材料とつくり方(つくりやすい分量)

    柴漬け(市販品・適量)は漬け汁を切って、みじん切りにして、保存容器に入れておく。

    * * *

    <撮影/川村 隆>

    画像: 曲げわっぱ好きの瀬尾さん。「お気に入りのお弁当箱をひとつ持つのも、続ける秘訣」

    曲げわっぱ好きの瀬尾さん。「お気に入りのお弁当箱をひとつ持つのも、続ける秘訣」

    瀬尾幸子(せお・ゆきこ)
    料理研究家。野菜を取り入れた、バランスのよい家庭料理を提案。最新刊は、楽するためのおいしい下ごしらえを紹介する『賢い冷蔵庫』(NHK出版)。ちょっとしたお出かけにもお弁当を持参するお弁当派。

    ※記事中の情報は『天然生活』本誌掲載時のものです



    This article is a sponsored article by
    ''.