自宅でいただくコーヒーは、格別の味と自由な時間を過ごすきっかけになります。文筆家・木村衣有子さんにおすすめのコーヒーと楽しみ方を伺いました。
(『天然生活』2020年2月号掲載)
(『天然生活』2020年2月号掲載)
木村衣有子さんのコーヒーの楽しみ方
コーヒーの香りで仕事をするモードに
「深煎りが好きなので、深煎りに力を入れているお店の豆を常備しています」と文筆家の木村衣有子さん。
朝食後、仕事を始める前にその日最初のコーヒーを淹れ、それまで漂っていた寝起きの雰囲気をコーヒーの香りにおき替え、「さあ、やろう」という空気をつくるのだとか。
「私にとって自分の淹れるコーヒーは、くつろぐためではなくて、やる気を出すための飲み物ですね」
木村さんの好きなコーヒー豆
「タイズ」のマンデリン
湯島の名店「タイズ」のマンデリンは、ビターな深煎り。木村さんいわく、「うっとりするような奥行きのある香り」がお好みの理由。
タイズ
東京都文京区湯島4-1-13 1F
https://ties.base.shop/
〈撮影(商品)/元家健吾 取材・文/長谷川未緒〉
木村衣有子(きむら・ゆうこ)
文筆家。主なテーマは食文化と書評。主な著書にブックエッセイ『BOOKSのんべえ』(文藝春秋)『味見したい本』(筑摩書房)など。
※ 記事中の情報は『天然生活』本誌掲載時のものです