• イラストレーターのなとみみわさんは、49歳で離婚し、現在54歳のおひとりさまとして生活を送っています。義理母の介護を経て、老後の「お金」と「孤独」に対する不安に直面し、50代からの資金計画に挑戦し始めました。本記事では、彼女の著書『老後のお金が不安です! おひとりさまマンガ家の50代からの資金計画』(扶桑社)から、老後の住まいの選び方を紹介します。「終のすみか」は元気なうちに考えておくのがよさそうです。

    高齢者施設に必要な費用を知ると選びやすくなる

    高齢者施設の種類によって入居条件や受けられるサービスなどが違います。

    画像: 高齢者施設に必要な費用を知ると選びやすくなる

    費用は、自立型なら、ケアハウスが月額7万〜10万円程度と、もっとも割安。

    敷金だけで入れるサ高住も、比較的手ごろです。介護型も、費用が安いのはやはり介護型のケアハウス。介護付き有料老人ホームは数が多く、費用も高いところから安いところまで幅広い選択肢があります。

    高齢者施設は、入居一時金を納めて入り、月額利用料を支払うのが一般的です。月額利用料は年金の範囲、多くても年金+1万〜2万円に抑えたいもの。

    また、入居中はほかにも、日用品代などの生活費介護保険の自己負担分、医療費や葬儀代などの予備費も必要です。

    入居一時金は、貯蓄からこれらの費用を取り置いたうえで、出せる額に抑えましょう。

    探すときは、自分が出せる予算を見積もって絞り込むと見つけやすくなります。

    ※ 本記事は『老後のお金が不安です! おひとりさまマンガ家の50代からの資金計画』(扶桑社)からの抜粋です。

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    『老後のお金が不安です! おひとりさまマンガ家の50代からの資金計画』なとみみわ(著)

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    義母の介護を経て、50歳を目前にして離婚。ひとりになって気づいた「お金の不安」と「孤独」を迎え撃つ! 50代からの老後資金のつくり方

    「今からでも間に合う?」「よく聞くNISAやiDeCoって実際のところどうなの?」「私の年金いくらもらえる?」…不安だらけな老後のお金の疑問を、おひとり様マンガ家・なとみさんと、なとみさんの分身・ふあんちゃんと楽しく解消! お金の不安がなくなるほどに、人生を前向きに楽しめるようになってきた!? 等身大の暮らしを描くマンガ家・なとみさんによる、体当たりのコミックエッセイです。

    第1話 老後のお金が不安です
    第2話 隠れ浪費をあぶり出せ
    第3話 実は私…年金払ってませんでした!
    第4話 貯金だけじゃダメ? 老後資金の増やし方
    第5話 決まった! 私が本当にやりたかったこと
    第6話 こんなに安い! 地方移住のうれしい誤算
    第7話 さよなら東京! なとみ、故郷に帰ります
    第8話 老後の不安、なくなった?



    <マネー情報監修/畠中雅子>

    なとみみわ
    マンガ家、イラストレーター。雑誌・広告 Webでマンガや イラストを中心に幅広く制作。2024年の能登半島地震を受け、被災地での心温まるエピソードを北國新間「のとはやさしゃ」にて連載中。著書に『1ヵ月でいらないモノ8割捨てられた!私の断捨離」『死ぬまでにやりたい!10のコト』(ともに講談社刊)『私が死んだらどーなるの?おひとりさまの後始末」(小学館刊)など



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