食費は月2万円。上手にやりくりするコツ
毎月12万円の予算の中で食費にかけられるのは2万円。
ぜいたくはできませんから、ふだんの食生活は質素です。
子どもが自立するまでさんざん料理をしたので、いまつくるのは簡単な時短料理だけ。
食材を余らせたくないので、レトルトや出来合いのお総菜も大いに活用します。
調味料は最低限のラインナップを〈100円ショップ〉で調達。
最初は「100円の調味料なんて大丈夫?」と思っていたけれど、古くなる前に使いきれるし、かさばらないから、便利で手放せません。
正直、自炊よりも外食派。しっかりおいしいものを食べるなら外で! がモットーです。
きちんとした外食は趣味娯楽費として、毎月4万円の〈生活費〉から捻出します。
〈生活費〉として使うのは、ほかに日用雑貨や化粧品代、通院費、洋服代など。
その中でやりくりするから高級レストランには行けませんが、3000円くらい出せば充分おいしいものが食べられます。
月に数度の外食の楽しみがあれば、ふだんは質素でも気になりません。
むしろメリハリがあることが、「次は、どこへ何を食べに行こう?」と楽しみにつながります。
※ 本記事は『68歳 おひとりさま 幸せに年を重ねるための お金と時間の上手な使い方』(オレンジページ)からの抜粋です。
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ショコラ
60歳から続けるブログ「60代一人暮らし 大切にしたいこと」が人気のシニアブロガー。根強い支持を得て、現在も月間30万PV。「無理しない」けれど「心の豊かさ」を大切にする生き方が、多くの人の共感を呼ぶ。書籍として2019年『58歳から 日々を大切に小さく暮らす』(すばる舎)、2021年『65歳から心ゆたかに暮らすために大切なこと』(マガジンハウス)、ムック本として2022年『60代ひとり暮らし 軽やかな毎日』(宝島社)を出版。長く続けてきた仕事を退職し、孫の誕生を経て、今の暮らしの工夫を2023年7月から2024年10月まで雑誌『オレンジページ』にて連載。
ブログ「60代一人暮らし 大切にしたいこと」
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