• 疲れやすい、気分が落ち込む、眠れないなどの不調を感じたら毎日の食事を見直してみましょう。栄養士の今泉久美さんに健康を支えるタンパク質とカルシウムがしっかりとれる献立を教わりました。今回は、昼の献立「桜えびの玉子焼き」と「鮭のしょうが照り焼き」「小松菜とにんじんのごまぽん酢あえ」のつくり方を。
    (別冊天然生活『心と体が若返る小さな習慣』掲載)

    昼の献立

    お弁当のおかずは、朝ごはんや前日の晩に食べていない食材を使うと、自然とバランスのよいメニューに。

    ごはんの入れすぎには注意し、野菜はたっぷり入れること。

    画像: 昼の献立

    「桜えびの玉子焼き」のつくり方

    玉子焼きにカルシウム食材の桜えびを加えて、栄養とうま味を上乗せ。

    材料(1人分)

    ● 卵1個
    ● 桜えび(粗くきざむ)大さじ1(2g)
    ● 細ねぎ(小口切り)1本分
    ● A
    ・めんつゆ(3倍濃縮)小さじ1/3
    ・牛乳、みりん各小さじ1
    ● サラダ油少々

    つくり方

     卵を溶き、A、桜えび、細ねぎを入れて混ぜる。

     フライパンにサラダ油を薄くなじませ、 の半量を細長く流して焼き、巻く。残りも同様に焼く。斜めに切って詰める。

    「鮭のしょうが照り焼き」のつくり方

    玉ねぎをたっぷり入れて、しょうが焼き風に味付けした魚料理。

    材料(1人分)

    ● 生鮭(1cm幅のそぎ切り)小1切れ(70g)分
    ● 玉ねぎ(繊維を断ち切るように1cm幅に切る)50g
    ● 酒小さじ1
    ● 薄力粉少々
    ● A
    ・しょうが(すりおろす)小さじ1
    ・しょうゆ小さじ1
    ・みりん小さじ1
    ● サラダ油小さじ1

    つくり方

     鮭は酒をからめて水けをふき、薄力粉を薄くまぶす。

     フライパンにサラダ油を熱し、玉ねぎとを入れて両面焼き、火をとおす。Aを加えて煮からめる。よく冷ましてから詰める。

    「小松菜とにんじんのごまぽん酢あえ」のつくり方

    食感を残した温野菜に、ごまでカルシウムをプラス。

    材料(1人分)

    ● 小松菜(3~4cm長さに切る)60g
    ● にんじん(太めの短いせん切り)20g
    ● ぽん酢しょうゆ小さじ1
    ● 白すりごま大さじ1
    ● 塩少々

    つくり方

     小鍋に湯を沸かし、塩を入れてにんじん、小松菜の軸、小松菜の葉の順に入れてゆでる。ざるにあげて冷ます。

     水けをしぼってぽん酢とごまをふってあえる。



    <撮影/山川修一 スタイリング/竹内万貴 取材・文/河合知子>

    今泉久美(いまいずみ・くみ)
    野菜たっぷりで体にやさしく彩り豊かな料理が人気。著書に『いくつになっても「骨」は育つ!』『「豆」を食べる習慣が体を守る!』(ともに文化出版局)など。

    ※記事中の情報は、別冊天然生活『心と体が若返る小さな習慣』掲載時のものです

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