• 料理家で発酵マイスターの榎本美沙さんに、おからの「ひと晩発酵みそ」のつくり方を教えていただきました。スープジャーに加熱したおからと米麹を入れ、ひと晩発酵させるだけで手軽にみそがつくれます。ぜひお試しください!

    まるで白みそのような味わい
    スープジャーにひと晩置くだけ! おからの「ひと晩発酵みそ」

    皆さま、こんにちは、榎本美沙です。

    今年もあっという間に12月。寒い時季になりました。

    今月は、なにかと忙しい12月でも気軽につくれる、「スープジャーでつくる、おからの‟ひと晩発酵みそ“」をご紹介します。

    ひと晩の発酵でつくるみそは、白みそのような甘味があり、そのままでもおいしいです。

    おからを使って食物繊維が豊富なのもうれしいみそ、ぜひお試しいただけたらと思います。

    おからの「ひと晩発酵みそ」のつくり方

    画像: おからの「ひと晩発酵みそ」のつくり方

    材料(つくりやすい分量/400mLのスープジャーひとつ分)

    ● 米麹(乾燥/常温に戻しておく)130g
    ● おから(生)75g
    ● 塩13g
    ● 水180mL

    つくり方

     米麹はフードプロセッサーに入れてくだき、塩を加えてさらに混ぜる。

    画像1: つくり方

     小鍋におから、水を入れて弱めの中火で混ぜながら3分ほど加熱する。

    画像2: つくり方

    しっかり温まったら、清潔な保温できるスープジャーに入れ、65度になるまで冷ます。

    画像3: つくり方

     を加えて手早く混ぜ、しっかりと蓋をして8時間おく。

    画像4: つくり方

    清潔な保存容器に入れ、冷蔵庫で保存する。

    画像5: つくり方

    ★ポイント

    ・温度が高すぎても低すぎても上手く発酵しないので、温度管理は大切に。手順では温度が下がらないように、手早く混ぜるようにしてください。

    ・冷蔵庫で2週間ほど保存可能です。

    ・生麹でつくる場合は水を140mLにしてください。


    次回は、おからの「ひと晩発酵みそ」を使った、「しそみそ焼きおにぎり」をご紹介します。

    楽しみにしていただけたらと思います。



    画像6: つくり方

    榎本 美沙(えのもと みさ)
    料理家/発酵マイスター
    発酵食品、旬の野菜を使ったシンプルなレシピが好評で、テレビ、雑誌や書籍へのレシピ提供、イベント出演などを行う。オンライン料理教室「榎本美沙の料理教室」主宰。 YouTubeチャンネル「榎本美沙の季節料理」、Instagram(@misa_enomoto)、夫婦でつくるレシピサイト「ふたりごはん」も人気。

    最新刊『毎日の発酵食材レシピ手帖』(Gakken)amazonで見る が好評発売中。

    そのほかの著書に、『二十四節気の心地よい料理と暮らし』(グラフィック社)、『榎本美沙の発酵つくりおき』(家の光協会)、『ゆる発酵』(オレンジページ)、『発酵あんことおやつ』『からだが整う〝ひと晩発酵みそ〟』『榎本美沙のひと晩発酵調味料』(すべて主婦と生活社) 『ちょこっとから楽しむ はじめての梅仕事』(山と溪谷社)など多数。

    「榎本美沙の料理教室」
    https://online.misa-enomoto.com/

    ●YouTube
    https://www.youtube.com/channel/UCGiEIACoA-INiZuSFhoksYA
    ●Instagram
    https://www.instagram.com/misa_enomoto/

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    『からだが整う〝ひと晩発酵みそ〟』(榎本美沙・著/主婦と生活社)

    画像: ひと晩で完成! スープジャーでつくる、おからの「ひと晩発酵みそ」|榎本美沙の発酵暮らし

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