• 料理研究家・横山タカ子さんに、あると便利な自家製保存食「塩ねぎ」のつくり方を教えていただきました。風邪予防におすすめのねぎは、薄い塩味で保存しておけば、さまざまな料理に活躍します。本記事では、別冊天然生活『横山タカ子さんの和のある暮らし』より、「鶏ハムの塩ねぎのせ」のレシピもご紹介します。

    「塩ねぎ」のつくり方

    画像: 「塩ねぎ」のつくり方

    風邪の予防にたっぷり食べたいねぎは、青い部分も残さずきざんで。

    薄い塩味で保存しておけば、さまざまな料理に使えます。

    材料(つくりやすい分量)

    ● 長ねぎ1本
    ● 塩ねぎの重量の2%

    つくり方

    長ねぎは根を落とし、青い部分まですべてみじん切りにし、塩をまぶして保存容器に入れておく。

    ※冷蔵庫で1週間ほど保存可能。

    「塩ねぎ」を使って
    「鶏ハムの塩ねぎのせ」のつくり方

    画像: 「塩ねぎ」を使って 「鶏ハムの塩ねぎのせ」のつくり方

    皮目を焼き付けるひと手間で、ほんのり香ばしい鶏ハムに。

    ごま油を加えた塩ねぎをどっさり盛れば彩りよく、箸も進みます。

    材料とつくり方(2人分)

     鶏むね肉300gに塩5gをなじませ、ひと晩おく。

     フライパンを熱し、皮目だけサッと焼き付ける。

     湯気の上がった蒸し器にクッキングシートを敷き、をのせて片面4分ずつ蒸し上げる。

     シートごと蒸し器から取り出して皿などにのせ、熱が逃げないようふたをして2時間おいて中まで火を入れる。

     塩ねぎを必要な分だけ取り分け、ごま油少々を軽くまぶしてあえておく。

     を薄切りにし、をたっぷりとのせていただく。


    〈撮影/本間 寛 取材・文/玉木美企子〉

    ※ 本記事は『横山タカ子さんの和のある暮らし』(扶桑社)からの抜粋です

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    『横山タカ子さんの和のある暮らし』(横山タカ子・著/扶桑社)

    画像: 便利な自家製保存食「塩ねぎ」と「鶏ハムの塩ねぎのせ」のつくり方。たっぷり食べて風邪の予防にも/料理研究家・横山タカ子さん

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    人にも、環境にも心地よい。「和のある暮らし」をご一緒に。

    信州に生まれ育ち、ずっと暮らしてきた料理研究家・横山タカ子さんの、四季の自然に寄り添った、小さいけれど奥深い暮らしをご紹介します。


    横山タカ子(よこやま・たかこ)
    保存食を中心とした長野の食文化を研究。旬の食材を生かすシンプルな料理にも定評がある。著書に『私の木の実料理 』『私の梅仕事』(いずれも扶桑社)などがある。

    ※ 記事中の情報は『天然生活』本誌掲載時のものです



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