随筆家・料理家の麻生要一郎さんの、一日を気持ちよくスタートするための「朝の時間割」を拝見します。愛猫のモーニングコールで、毎朝6時に起床。心を込めながら心身を整え、部屋を整え、“いつもの朝”を過ごせた安心が原動力になっています。
(『天然生活』2023年5月号掲載)
(『天然生活』2023年5月号掲載)
麻生さんの“心を整える朝の習慣”
効率うんぬんよりも、心を込めることを大切にする麻生さん。
それによって、自分の心も整うのです。
心を整える朝の習慣 01
今日やることをノートに書き出す
日々やるべきことが多く、ついつい忘れがちなので、朝のうちにノートに書き出して頭を整理。
「実行できるかどうかはさておき(笑)、段取りするのが好きなんだと思います。書いておけばあわてないし、終わったら線を引くからすっきりします」
TODOのほかに、つくりたい献立も書き記しておきます。
心を整える朝の習慣 02
猫に水を飲ませる時間
猫と暮らすのが初めてという英治さんは、チョビに水を乞われたとき、ていねいにコップであげました。
以来、チョビは「コップで飲みたがるようになっちゃって」とニコニコ話す麻生さん。
「朝起こされて、こうして水をあげるのは時間はかかるんだけれど、地に足がつくような感覚があります。幸せな時間ですね」
〈撮影/馬場わかな 取材・文/石川理恵〉
麻生要一郎(あそう・よういちろう)
パートナーと愛猫の2人+1匹暮らし。知人にケータリングしていたお弁当が評判となり、雑誌への料理レシピ提供や、食や暮らしのエッセイを執筆するように。著書に『僕の献立 本日もお疲れ様でした』『僕のいたわり飯』(ともに光文社)があるほか、雑誌『ポパイ』、「北欧暮らしの道具店」のWEBなどで連載中。インスタグラム@yoichiro_aso
※記事中の情報は『天然生活』本誌掲載時のものです