• 天然生活3月号では、料理家・真藤舞衣子さんが愛用しているごま油、「岩井の胡麻油」の工場を訪ねました。いまもなお、伝統的な製法でつくられているという「岩井の胡麻油」のおいしさの理由とは? ごま油のおいしさが引き立つ「赤大根のナムル」のつくり方もご紹介します。

    「岩井の胡麻油のセット」を3名様にプレゼント!

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    真藤舞衣子さんと、老舗ごま油メーカー「岩井の胡麻油」を訪ねました

    料理に欠かせない油は、体への影響も大きいのです。だからこそ、味わいはもちろん、どのようにつくられているか、製法にもしっかり目を向けて選びたいものです。

    料理家の真藤舞衣子さんが長年愛用しているのが、「岩井の胡麻油」。

    「油はどうやってつくられているの?」という素朴な疑問をもつ真藤さんと一緒に、岩井の胡麻油の社長、岩井竜太さんのもとを訪ねました。

    画像: 左)先代社長の岩井徹太郎さん、中央)真藤舞衣子さん、右)9代目で現社長の岩井竜太さん

    左)先代社長の岩井徹太郎さん、中央)真藤舞衣子さん、右)9代目で現社長の岩井竜太さん

    岩井の胡麻油の歴史は古く、1857年(安政4年)から続く、老舗企業です。

    製法は、伝統の圧搾搾りのみ。いまでは機械を使って圧搾していますが、基本的には、創業当時と変わらない、とてもシンプルな製法だといいます。

    画像: 昔の圧搾機。現在は会社の入口に展示してある

    昔の圧搾機。現在は会社の入口に展示してある

    溶剤を一切使用しないため、搾ったあとのごまはすべて鶏のエサになるといいます。

    ごみが出ない仕組みに、「循環しているのがいいですね」と真藤さんも感心。

    画像: 絞った後のごま。ぎっしり詰まっていてほのかによい香り

    絞った後のごま。ぎっしり詰まっていてほのかによい香り

    風味豊かなごま油が生まれる理由

    ごま油の原料は、ほぼ「白ごま」。ごま油の色や味わいは、焙煎度合いによって変わります。

    焙煎が命なので、工場ではベテランの社員が毎朝、目、耳、舌で焙煎状態をチェックし、季節によって焙煎の時間と温度を微妙に変えているといいます。

    画像: 香り豊かなごま油は焙煎が命。「岩井の胡麻油」では、ベテラン社員が五感を駆使して煎り具合を確認する

    香り豊かなごま油は焙煎が命。「岩井の胡麻油」では、ベテラン社員が五感を駆使して煎り具合を確認する

    もうひとつの特徴は、「静置法」。ごまから搾った油をタンクで静置すると不純物が沈殿して、きれいな上澄みになります。遠心分離機を使う方法もありますが、それをやると味が落ちてしまうのだそう。

    「だから岩井の胡麻油は、風味香味が違うんですね」と真藤さん。

    また、岩井の胡麻油の原料であるごまは、遺伝子組み換えのものではありません。

    純正ごま油に加え、最近は「ごま辣油」も人気商品に

    画像: 岩井の胡麻油の商品。高品質のねり胡麻や胡麻辣油なども人気が高い

    岩井の胡麻油の商品。高品質のねり胡麻や胡麻辣油なども人気が高い

    岩井の胡麻油では、焙煎度合いの異なるごま油(金口、濃口、白口)やねりごまなど、たくさんの種類の商品があり、HPでも購入できます。

    ● 岩井の胡麻油オンラインショップ

    https://shop.iwainogomaabura.co.jp/

    とくに「ここ最近の人気商品」と岩井社長がおすすめしているのが、こちらの「ごま辣油」。

    画像: 純正ごま油に加え、最近は「ごま辣油」も人気商品に

    熟練した職人が色の変化を見ながら、昔ながらの製法で、数日間かけてゆっくり煮込んでつくっています。

    「口にすると、まず、ふわっと風味が先に立ち、あとから辛みじんわり持続するのが特徴。自慢のおいしい辣油です」と岩井さん。

    「岩井の胡麻油のセット」を3名様にプレゼント!

    「岩井の胡麻油のセット」抽選で3名の方にプレゼントいたします。

    ご希望の方は、以下のフォーム(Googleフォームを利用しています)よりお申し込みください。

    2025年2月18日(火)の締め切りです。

    みなさまのご応募を、心よりお待ちしております。

    ※ご記入いただいた個人情報は、当選者の方へプレゼント商品をお届けする際に利用させていただきます。それ以外の目的では利用いたしません。

    ※当選者の発表は、商品の発送をもって代えさせていただきます。


    〈撮影/山田耕司 取材・文/八幡眞梨子〉

    訪ねたところ「岩井の胡麻油」
    1857年、千葉県佐倉市にて創業。1893年に現在の操業地に近い神奈川県横浜市神奈川区に工場を設立する。今なお、昔ながらの圧搾法を守り、幾多の名店、料理人から愛される胡麻油の製造を続ける。
    https://shop.iwainogomaabura.co.jp/

    真藤舞衣子(しんどう・まいこ)
    京都のお寺で1年間の修行生活を経験する。のち、フランスのリッツエスコフィエにてディプロマを取得。料理を通じて環境を考えた暮らし方や食育を提案し、特に発酵に関しては造詣が深い。『発酵美人になりませう』(宝島社)など、著書多数。インスタグラム(@maikodeluxe

    天然生活2025年3月号では、今回ご紹介した岩井の胡麻油の記事を掲載しています。ぜひあわせてお楽しみいただけましたら幸いです。

    画像: 料理家・真藤舞衣子さん愛用の‟極上ごま油”「岩井の胡麻油」の工場を訪ねて。昔ながらの製法を守る‟匠の技”を拝見

    天然生活 2025年3月号
    https://amzn.to/4aobx4T



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