長ねぎの簡単グラタンのつくり方
具材をオリーブオイルで炒めるのがポイント。ベーコンをハムやソーセージに代えてもおいしい。
材料(3~4人分)
● 長ねぎ | 1本 |
● ベーコン | 50g |
● 塩・白こしょう | 各少々 |
● A | |
・生クリーム | 1/2カップ |
・サワークリーム | 1/4カップ |
・卵黄 | 1個分 |
● パルメザンチーズ | 大さじ3 |
つくり方
1 芯が出てこないように、長ねぎに竹串を刺して数か所穴を開け、1.5cm長さに切り揃える。ベーコンは薄切りにする。
2 フライパンで1のベーコンを炒める。このとき、油は引かず、ベーコンの脂が出るようゆっくり炒める。
3 1の長ねぎを加えて少し炒め、軽く塩をふる。
4 ボウルにAを合わせ塩、こしょうをし、パルメザンチーズを加える。
5 耐熱皿に薄く油(分量外)をぬり、3の長ねぎを並べ、ベーコンをのせ、4をかけて220℃のオーブンで7〜10分焼く。
※オーブンで焼く際に、お好みでさらにチーズをのせてもおいしい。
長ねぎのこと
白く長くまっすぐにのびた長ねぎ。白い部分を多くするために、陽が当たらないよう土をかぶせて育てます。西日本では「白ねぎ」と呼ぶこともあります。寒さが厳しくなるにつれて肉厚でやわらかくなり、甘くなる長ねぎ。加熱することでさらに甘みが増します。
血液をサラサラにして、体を温め、血行を促す硫化アリルが含まれるので血圧のコントロールに役立つ長ねぎは、冬こそ摂りたい食材です。加熱した甘い長ねぎも魅力的ですが、旬の時季ならサラダなど生で食べるのもおすすめ。旬のおいしさを楽しみましょう。
〈料理/松田美智子 撮影/山田 耕司 取材・文/佐藤雅子〉
松田美智子(まつだ・みちこ)
日本料理をベースにした家庭料理の教室を1993年より主宰。鎌倉で育った子ども時代から身近だった保存食づくりを基本に、いまの時代に無理なく楽しめる季節の仕事を提案。著書に『65歳からの食事革命 』(文化出版局) amazonで見る など。
インスタグラム:松田美智子@michiko_matsuda/自在道具@jizai_dougu
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