白玉の大根もち風のつくり方

両面香ばしく焼き付け、外はカリッと中はもちもちに仕上げるのがポイント。
材料(12個分)

● 白玉粉 | 100g |
● 大根(せん切り) | 150g |
● 塩 | 小さじ1 |
● 干しえび(5mm角) | 大さじ2 |
● あさつき | 3本 |
● 白こしょう | 少々 |
● ごま油 | 大さじ1 |
● 豆板醤 | 適宜 |
つくり方
1 ボウルに大根を入れて塩(分量外)を加え手でもみ、水けを絞る。

2 別のボウルに白玉粉を入れ、1の大根と大根の水分を入れて混ぜる。かたさをみながら、霧吹きなどで少しずつ水を足し、耳たぶより少しかたいくらいに調整する。

3 干しえび、塩、白こしょうを入れてよく混ぜ、最後に小口切りにしたあさつきを入れて混ぜる。

4 3を12等分にして丸めて、1cmほどの厚さにととのえる。ごま油を熱したフライパンに並べ、中火でふたをして焼く。


5 フライパンをゆすり、油を回しながら焼き、焼き色がついたら返して弱火にしてふたをしてさらに4〜5分焼く。


6 器に盛り、豆板醤を添える。
白玉粉のこと

水を加えてこねて丸め、ゆでるだけで、もっちりしただんごが手軽につくれる白玉粉。白玉粉はもち米を洗って水に浸し、水を加えながら石臼などで挽き、沈殿したものを乾燥させてつくります。
もち米のでんぷん質を取り出したものなので粒子が細かく、団子にするとつるりとしたなめらかな食感になるのが特徴。昔は厳寒期につくられたため、別名「寒ざらし粉」とも呼ばれます。
冷やしても固くなりづらく扱いやすいので、白玉団子のほか、さまざな調理法でおいしくいただきましょう。

松田さんのおすすめ
『白玉屋新三郎』の白玉粉
熊本県で380年、白玉粉づくりを続ける老舗。
佐賀県神埼産のヒヨクモチ100%を、伝統の石臼製法でていねいに製粉。ゆっくりと石臼で碾いた白玉粉は、もち米の豊かな風味が感じられ、なめらかな舌ざわりとモチモチのやわらかい食感が格別。
〈料理/松田美智子 撮影/山田 耕司 取材・文/佐藤雅子〉

松田美智子(まつだ・みちこ)
日本料理をベースにした家庭料理の教室を1993年より主宰。鎌倉で育った子ども時代から身近だった保存食づくりを基本に、いまの時代に無理なく楽しめる季節の仕事を提案。著書に『65歳からの食事革命 』(文化出版局) amazonで見る など。
インスタグラム:松田美智子@michiko_matsuda/自在道具@jizai_dougu
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「今日何つくろう?」とお悩みのあなたへ。
天然生活webにて連載中の「松田美智子の季節の仕事」より人気レシピを集めました。
混ぜる/煮る/漬ける/焼く/揚げるの5つの調理法で100品を紹介。
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