(『天然生活』2020年5月号掲載)
「今日も元気で」と願って子どもたちを送り出す
「もう少し時間に余裕があったら、近所の川べりを歩いたりして体を動かしたいですね」
そう話すものの、いまはまだ、朝は子ども優先の時間。
朝食中にその日のお互いの予定を確認し合ったりして、コミュニケーションをとります。食後、子どもたちは学校へ出かける準備を。
「娘は前もってきっちり支度をするタイプ。息子はぎりぎりまで動かず、一時期は『間に合うのかな』と、はらはらしていたことも。でもとにかく毎日、家族みんなが元気に出かけて元気に帰ってくればそれでいい。最近はそう思うようになりました」

日めくりカレンダーをめくり、心新たに1日を始めるのが毎朝の大切な日課
そんな気持ちを込めて子どもたちを送り出すのが、ずっと続けている習慣です。
「玄関で『行ってらっしゃい』をしてからリビングの窓を開けて、姿が見えなくなるまで手を振っています。以前は早朝から撮影があって、私のほうが先に出てしまうことも多かったんです。いまはほぼ毎朝子どもたちを見送れる。そのことがとてもうれしいですね」
朝の段取りを助けるアイテム
少し手を動かしておくと、家事も気分もぐっと楽になる。AYUMIさんが取り入れているお助けアイテムを紹介します。
● 手づくりの洗濯用グッズ
粒状マグネシウムを洗濯ネットに入れて。洗浄力を高めるため、洗剤と一緒に洗濯機に入れている。

● 前の晩からとるだし
一晩、煮干しを水につけておく。「朝食がごはんの日はもちろん、パンの日に味噌汁を出すことも」

〈撮影/公文美和 取材・文/嶌 陽子 ヘアメイク/高野智子〉
AYUMI(あゆみ)
数々のファッション誌や広告などで活躍。自然体でセンスあふれる暮らしや食生活も注目されている。著書に『ローフード・発酵・雑穀でつくるAYUMIごはん』(主婦と生活社)など。

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