やる気が出ない、疲れやすい。そんな不調を感じている人は、「タンパク質」が不足しているのかも? 料理家の田内しょうこさんが体力向上のために取り組んだ「朝ごはん×タンパク質」改革を紹介します。今回は春先の不調を整える、腸活食材+タンパク質の朝ごはんのお話です。
腸活には「海藻」「きのこ」のほかに納豆、味噌などが◎
きのこや海藻のほかにも、腸活に役立つ食材をお伝えしておきますね。
1の善玉菌そのものを含む食材と、2の善玉菌を働かせてくれる食材。両方を摂るのが理想です。
1.善玉菌(乳酸菌、ビフィズス菌など)
多く含まれる食材:
味噌、漬物、納豆、キムチ、ヨーグルト、チーズ、など
2 善玉菌のエサになるもの(オリゴ糖、食物繊維など)
多く含まれる食材:
野菜(とくに玉ねぎ、ごぼう)、海藻、きのこ、大豆、はちみつ、果物(バナナ)など
こうしてみると、和食の朝ごはんは、腸活的にはとても理にかなっていることがあらためてわかりますね。
味噌汁とごはん、漬物、のり、納豆。それに焼き魚や卵料理を添えれば、タンパク質量も完璧です。

田内しょうこ(たうち・しょうこ)
「時短料理をサステナブルな知恵に」をモットーに、ゆとりを生みだすための時短の知恵を書籍や雑誌、ウェブサイトで発信。セミナーや出張教室のほか、食と暮らし、子育て関連の情報発信を行う。著書に『時短料理のきほん』(草思社)、『働くおうちの親子ごはん』シリーズ(英治出版)、『汁かけごはん』(駒草出版)など。
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