• やる気が出ない、疲れやすい。そんな不調を感じている人は、「タンパク質」が不足しているのかも? 料理家の田内しょうこさんが体力向上のために取り組んだ「朝ごはん×タンパク質」改革を紹介します。今回は春先の不調を整える、腸活食材+タンパク質の朝ごはんのお話です。

    腸活食材+タンパク質を摂る朝ごはん

    腸活食材+タンパク質朝ごはん①
    小松菜と落とし卵の豚汁、のりを添えて

    画像: 腸活食材+タンパク質朝ごはん① 小松菜と落とし卵の豚汁、のりを添えて

    おかずをつくるのもおっくうな日にいちばん手軽なのは、具だくさんの汁にしてしまうこと。落とし卵に小松菜、玉ねぎを煮て、豚肉も加えて豚汁風にすれば、味噌汁ひとつで栄養バランスもばっちり。のりを添えれば、汁もののみでも満足度の高いごはんに。

    腸活食材+タンパク質朝ごはん②
    切り干し大根の味噌汁、半熟卵を添えて

    画像: 腸活食材+タンパク質朝ごはん② 切り干し大根の味噌汁、半熟卵を添えて

    味噌汁を最高の腸活メニューにしてくれるのが乾物。乾燥したままだし汁に入れて煮るだけですぐに火が通るので、慌ただしい朝にも手軽に使えます。

    この日は生の大根よりも食物繊維が豊富な切り干し大根と、やはり食物繊維たっぷりの糸寒天を。半熟卵も加えてタンパク質を補い、納豆とほうれん草のごま和えを添えて。

    腸活食材+タンパク質朝ごはん③
    野菜たっぷりピビンバ風+きのことわかめの味噌汁

    画像: 腸活食材+タンパク質朝ごはん③ 野菜たっぷりピビンバ風+きのことわかめの味噌汁

    ピビンバ風混ぜごはんも、腸活には完璧なひと品。納豆、卵にキャベツのナムル、肉野菜炒め(前夜の残りもの)、自家製キムチを添えて。

    きのことわかめを味噌汁に入れて補えば、腸活食材そろい踏み!

    腸活食材+タンパク質朝ごはん④
    きのこと豆の混ぜごはん

    画像1: 腸活食材+タンパク質朝ごはん④ きのこと豆の混ぜごはん

    きのこの常備菜を使って、こうした混ぜごはんにすることも。後ろ側にはひよこ豆のマリネものせています。きのこや豆類は、塩ゆでにしてナムルにしたり、ゆでてオリーブオイルや酢でマリネにしたり。ラクに朝ごはんにも追加できるおすすめ常備菜なのです。

    * * *

    きのこや海藻、野菜は、冷凍したり乾燥のものを使ったりして、朝の慌ただしい時間にも気軽に使えるものも多いのだけれど、ちょっと時間があるときにつくりおきをしておくと、朝のごはんがさらに豊かになるなーと実感しています。

    次回は、タンパク質朝ごはんをさらに充実させてくれる、ちょっとしたつくりおきについて考えてみたいと思います。



    画像2: 腸活食材+タンパク質朝ごはん④ きのこと豆の混ぜごはん

    田内しょうこ(たうち・しょうこ)
    「時短料理をサステナブルな知恵に」をモットーに、ゆとりを生みだすための時短の知恵を書籍や雑誌、ウェブサイトで発信。セミナーや出張教室のほか、食と暮らし、子育て関連の情報発信を行う。著書に『時短料理のきほん』(草思社)、『働くおうちの親子ごはん』シリーズ(英治出版)、『汁かけごはん』(駒草出版)など。
    インスタグラム:@tauchi.shoko
    ツイッター:@oyakogohan



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