(『天然生活』2024年4月号掲載)
春の体を整えるハーブティー活用法

日々の生活に欠かせないお茶の時間。自分のためにも、おもてなしにも、ハーブティーが活躍する
自律神経を整え、体のリズムを取り戻すために、鈴木さんが日々活用しているのがハーブティー。
まずは、高ぶりすぎた神経や筋肉の緊張をほぐしてゆるめ、リラックスを促すお茶。
次に、朝の時間帯に、活動をスムーズに開始するための目覚めのお茶。
それに加え、自律神経の働きとも深く結びついている腸内環境を整えるお茶。
この3つを生活時間に合わせ、活動をサポートするようなイメージで飲みつづけているといいます。

キッチンの棚にいくつも並ぶ、ハーブのびん。体の声を聴きながら毎日ハーブティーを飲むことで、不調を未然に解消できるのだそう
春に飲みたい、おすすめのハーブティー3選
リラックスに導くハーブティー

リラックスにいい、セントジョンズワート、レモンバーム、オレンジフラワー、リンデン。
その日の体調に合わせ、ブレンドを。

こちらは「チムグスイ」で販売しているリラックスのためのブレンド「KAN」。
カモミールなど5種のハーブを配合したハーブティーです。
スイッチオンするハーブティー

朝のハーブティーに加えるのは、さわやかな香りで血液の循環を促すローズマリー、貧血予防にも役立つネトル、消化促進を促すレモングラス、代謝促進や利尿作用もあるローゼルなど。
活力をアップし、一日のスタートもスムーズに。
腸内環境を改善するハーブティー

「野菜はよく食べるのに、便秘が解消しない」という人は、水溶性食物繊維が足りていないことがほとんど。
ゴボウ茶はそれが豊富で、お茶なら手軽に摂ることができます。
〈撮影/山川修一 取材・文/田中のり子〉
鈴木七重(すずき・ななえ)
武蔵野美術大学卒業後、企画デザインの仕事を経て、自身の不調改善のために自然療法を取り入れる。2009年より講師の活動を開始し、2013年より「∴chimugusui」をスタート。植物療法のオンライン講座を行うほか、オリジナルプロダクトの販売も。著書『ゆるめる・温める・巡らせる』『私を整える。』(ともにエクスナレッジ)が好評発売中。
※ 記事中の情報は『天然生活』本誌掲載時のものです

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