• 甘くておいしだけでなく、栄養たっぷりで体によい「はちみつ」。季節の変わり目や花粉症のシーズンに備えて、はちみつで体を整えてみませんか? はちみつの愛用歴25年のスペシャリストである前田京子さんの著書『新装版 ひとさじのはちみつ 自然がくれた家庭医薬品の知恵』(マガジンハウス)より、喉のケアにおすすめのハニーキャンディをご紹介します。

    風邪や花粉症など、さまざまな不調に「はちみつ」でセルフケア

    画像: 風邪や花粉症など、さまざまな不調に「はちみつ」でセルフケア

    季節の変わり目は体調を崩しやすい時季。

    本格的な花粉シーズンも到来し、体に不調を感じている方も多いのではないでしょうか?

    そんなとき、頼りになるのが「はちみつ」です。

    ビタミン、ミネラル、抗酸化物質などの栄養素を含み、免疫力アップも期待できるはちみつは、粘膜の修復にすぐれ、喉の痛みや不調などにも役立ちます。

    2025年2月に発売されたベストセラー書籍『新装版 ひとさじのはちみつ 自然がくれた家庭医薬品の知恵』の著者で、はちみつ愛用歴25年のスペシャリストである前田京子さんに、風邪の予防や花粉症の症状の緩和に役立つ「はちみつのケア」を教えていただきました。

    ▼前回のお話はこちら

    風邪や花粉症対策に「ハニーキャンディ」

    風邪の予防や免疫強化、喉のケアなどにおすすめなのが、「ハニーキャンディ」

    ひとさじのはちみつに、ビタミンCの粉末や緑茶、シナモン、ココア、しょうがなど、さまざまなパウダーをプラスすれば、おいしくて体によいサプリメントに。

    気分や好みによってフレーバーを変えて、おやつ感覚で風邪予防を楽しむのもおすすめです。

    画像: 風邪や花粉症対策に「ハニーキャンディ」

    ひとさじのはちみつ×ビタミンC粉末
    ハニーレモンキャンディ

    画像: ひとさじのはちみつ×ビタミンC粉末 ハニーレモンキャンディ

    体力づくりや免疫力アップ、病気の予防におすすめなのが、はちみつとビタミンCを混ぜた「ハニーレモンキャンディ」。

    大さじ1のはちみつに小さじ1/4ほどのビタミンCの粉末をそっとのせてそのままぱくり。

    このひとさじが、風邪や花粉症の症状改善に役立ちます。

    画像: 薬局で扱われているビタミンCの原末(アスコルビン酸、またはL-アスコルビン酸)と同じものが、簡易包装でお手頃にインターネット通販など(「食品添加物」の表示)で手に入る

    薬局で扱われているビタミンCの原末(アスコルビン酸、またはL-アスコルビン酸)と同じものが、簡易包装でお手頃にインターネット通販など(「食品添加物」の表示)で手に入る

    ひとさじのはちみつ×緑茶パウダー
    はちみつ抹茶キャンディ

    画像: ひとさじのはちみつ×緑茶パウダー はちみつ抹茶キャンディ

    はちみつと同じように、その治癒効果が注目を浴びている「緑茶」。

    はちみつの弱点であるビタミンCを豊富に含む緑茶を一緒に摂ることで、頼もしい組み合わせになります。

    緑茶パウダーをはちみつにのせれば、和菓子のようにおいしいサプリメントに。

    繊維も葉緑素もまるごと摂れるので、非常時の栄養補給にもおすすめです。

    ひとさじのはちみつ×シナモンパウダー
    シナモンハニーキャンディ

    画像: ひとさじのはちみつ×シナモンパウダー シナモンハニーキャンディ

    緑茶と同じように、はちみつと組み合わせることで免疫力を高めるといわれている「シナモン」。

    はちみつにシナモンパウダーをのせれば、甘くてスパイシーなシナモンハニーキャンディのできあがり。

    歯や歯茎などの口腔ケアにもおすすめで、大さじ1のはちみつに小さじ1のシナモンパウダーを合わせて、よく混ぜ合わせたものは歯磨き剤にもなります。

    はちみつの種類と選び方

    画像: はちみつの種類と選び方

    産地や花によってさまざまな種類があるはちみつは、季節や体調によって使い分けるのもおすすめ。

    はちみつを「薬」として使う場合は、精製や加糖、加熱のない、天然の純粋な生はちみつを選ぶことが大切です。

    ここでは、『新装版 ひとさじのはちみつ 自然がくれた家庭医薬品の知恵』より一部抜粋で、3種類のはちみつをご紹介します。

    アカシア

    画像: アカシア

    さらさらとしてクセがなく、上品な香り高さが人気。固まりにくいので、パックや歯みがきなどにも使いやすい。シナモンと合わせて血糖値調整効果のある栄養剤として使われることも。

    マヌカ

    画像: マヌカ

    近年、医療現場ではちみつ使用が進むきっかけとなる。MGOという特有成分の量によりグレード付けされ、潰瘍や化膿止め、ピロリ菌対策などにも。表示UMF10+以上(=MGO260~)が医療用とされている。

    そば

    画像1: そば

    暗褐色で、鉄分や亜鉛、銅などのミネラルがとくに豊富。黒糖のようなコクとややクセのある独特の風味がある。貧血の改善や胃のケアにも。


    ※ 本記事は『新装版 ひとさじのはちみつ 自然がくれた家庭医薬品の知恵』(マガジンハウス)からの抜粋です。


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    『新装版 ひとさじのはちみつ 自然がくれた家庭医薬品の知恵』(前田京子・著/マガジンハウス・刊)

    画像: はちみつで‟おいしく”喉の不調をケア「ハニーキャンディ」のレシピ。風邪や花粉症の症状に/前田京子さん

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    画像2: そば

    前田京子(まえだ・きょうこ)
    国際基督教大学教養学部、東京大学法学部卒業。手作り石けん・ボディケアブームの先駆けとなった『お風呂の愉しみ』 (飛鳥新社)、 『はっか油の愉しみ』(マガジンハウス) 他、著書多数。2015年に発売した『ひとさじのはちみつ 自然がくれた家庭医薬品の知恵』は10万部のベストセラーに。持ち前の探究心から得た知見を暮らしの楽しみ方と結びつけ、そのアイデアを惜しみなく伝えている。1962年生まれ、横浜市在住。

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    こちらの記事でも、本で紹介されている「はちみつの処方箋」をご紹介しています。

    はちみつのセルフケア、ぜひおためしください。



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