にらのおひたしのつくり方

香りと食感を残すために、強く絞りすぎないのがポイント。
材料(つくりやすい分量)

● にら | 1束 |
● 塩(ゆでる用) | 少々 |
● 濃いめのだし汁 | 1と1/2カップ |
● 酒 大さじ2 | |
● 塩(調味用) | 小さじ1/2 |
● 薄口しょうゆ | 大さじ1〜2 |
● 白ごま | 大さじ1 |
つくり方
1 鍋にだし汁を沸かし、酒、薄口しょうゆを加え、火を止めて冷ましておく。

2 別の鍋に湯を沸かし、塩(ゆでる用)を加える。にらを根元から湯に入れ、葉先まで鍋に浸してゆでる。葉の色が濃くなったら、火を止め、冷水に取り出す。


3 冷めたら軸を上に持って水けを軽く絞る。根元を落とし3cm長さに切り揃え、軽く絞り、ペーパータオルに広げて水けを切る。



4 3をボウルに入れ、1を注ぎ軽くあえ、味をなじませる。器に盛ってごまをふる。

にらのこと

独特な強い香りが食欲をそそるスタミナ野菜の代表格である「にら」。香りのもとであるアリシンは、ビタミンB1の吸収率をアップさせ、糖分の分解を促進する効果があります。
血行をよくして体を温め、胃腸の働きも助けてくれます。抗酸化作用を発揮するβ-カロテン、ビタミンE、Cやセレンのほか、カリウムやカルシウムも含む栄養満点の野菜です。
また根元の白い部分は葉先の4倍近くのアリシンが含まれるので、根元ぎりぎりまでいただくといいでしょう。
〈料理/松田美智子 撮影/山田 耕司 取材・文/佐藤雅子〉

松田美智子(まつだ・みちこ)
日本料理をベースにした家庭料理の教室を1993年より主宰。鎌倉で育った子ども時代から身近だった保存食づくりを基本に、いまの時代に無理なく楽しめる季節の仕事を提案。著書に『65歳からの食事革命 』(文化出版局) amazonで見る など。
インスタグラム:松田美智子@michiko_matsuda/自在道具@jizai_dougu
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