フライパンひとつでできて、無駄なくおいしい。そんな60歳からの暮らしに寄り添う、シンプルでやさしいレシピを、料理研究家の大庭英子さんに教わります。手間をかけずに、素材の味をきちんと生かした一品は、毎日のごはんづくりをぐっとラクにしてくれます。今回は、「にんじんのたらこ炒め」のつくり方を聞きました。
「にんじんのたらこ炒め」のつくり方

材料(2人分)
● にんじん | 大1本 |
● たらこ | 1/2腹(約25g) |
● 油 | 小さじ1 |
● 酒 | 大さじ1 |
● 薄口しょうゆ | 少々 |
つくり方
1 にんじんは皮をむき、野菜スライサーで太めのせん切りにする。
2 たらこの薄皮は縦に切り込みを入れて中身を取り出す。
3 フライパンに油を熱してにんじんを入れてさっと炒め、少ししんなりしたら、たらこを加えて炒め合わせる。たらこに火が通ったら、酒、薄口しょうゆをふり、炒め合わせて器に盛る。
▼料理研究家・大庭英子さん「道具も料理もいまの“私”サイズでおいしく食べる」▼
<撮影/近藤沙菜>
大庭英子(おおば・えいこ)
福岡県出身。料理家としてキャリア45年。同郷の料理家・久松育子さんのアシスタントを経て独立。TVCM、雑誌、書籍、企業のメニュー開発などさまざまな分野で活躍。身近な調味料を使ってつくる、食べ飽きない家庭料理に定評がある。近著に『70歳ひとり暮らしの気楽なごはん』(主婦の友社)
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