フライパンひとつでできて、無駄なくおいしい。そんな60歳からの暮らしに寄り添う、シンプルでやさしいレシピを、料理研究家の大庭英子さんに教わります。手間をかけずに、素材の味をきちんと生かした一品は、毎日のごはんづくりをぐっとラクにしてくれます。今回は、「焼肉の野菜巻き」のつくり方を聞きました。
「焼肉の野菜巻き」のつくり方

材料(2人分)
● 牛肉(焼き肉用) | 200g |
● 塩、こしょう | 少々 |
● ごま油 | 大さじ1 |
● 白いりごま | 大さじ1/2 |
● 一味とうがらし | 少々 |
● サニーレタス | 10枚 |
● 青じそ | 10枚 |
● 白菜キムチ | 150g |
つくり方
1 焼肉は両面に軽く、塩、こしょうしてごま油をまぶす。
2 サニーレタス、青じそは水で洗い、水けを拭く。
3 キムチの長いものは3cm長さに切る。
4 フライパンを熱して1の牛肉を広げて入れ、強火で両面を好みの焼き加減で焼き、ごま、一味とうがらしをふる。
5 器に焼き肉を盛り、サニーレタス、青じそ、キムチを添える。手にサニーレタス、青じそを重ね、焼き肉を盛り、キムチを乗せて巻いていただく。

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<撮影/近藤沙菜>
大庭英子(おおば・えいこ)
福岡県出身。料理家としてキャリア45年。同郷の料理家・久松育子さんのアシスタントを経て独立。TVCM、雑誌、書籍、企業のメニュー開発などさまざまな分野で活躍。身近な調味料を使ってつくる、食べ飽きない家庭料理に定評がある。近著に『70歳ひとり暮らしの気楽なごはん』(主婦の友社)
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