• 両親から受け継いだ京町家で、家庭料理や保存食の教室を営む、山上公実さん。梅干しや味噌を始め、さまざまな保存食づくりを楽しんでいるといいます。そんな山上さんの昔ながらの台所を見せていただきました。
    (『天然生活』2019年11月号掲載)

    昔ながらの台所でつくる、保存食と展開料理

    「保存食はライフワーク」という山上さん。

    とっておきの保存食と展開料理を教えていただきました。

    梅干し

    画像: 梅干し

    毎年欠かさない梅干しづくりは、和歌山の農家から届く南高梅で。干した梅はひとつずつ梅酢に浸し、石見焼の壺などに移して保存している。

    自家製保存食を使って…
    梅味噌だれ

    画像1: 自家製保存食を使って… 梅味噌だれ

    梅干し90gを種を取ってたたき、味噌150g、きび砂糖大さじ2~3、みりん120gと鍋に入れ、混ぜながら4~5分弱火にかけてとろっとさせる。魚と野菜の酒蒸し(写真)や、野菜炒めの味つけに。日持ちは約1カ月。


    〈撮影/伊藤 信 取材・文/山形恭子〉

    画像2: 自家製保存食を使って… 梅味噌だれ

    山上公実(やまがみ・ひろみ)
    京都市生まれ。実家は鮮魚・乾物店を営む。飲食店での調理経験を経て、2016年秋より「キッチンみのり」を主宰。乾物を使った家庭料理の教室をはじめ、保存食の会やゲストを招いてのワークショップなどを開催。

    ※ 記事中の情報は『天然生活』本誌掲載時のものです

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    天然生活2025年5月号では、台所の特集をしています。ぜひあわせてお楽しみいただけましたら幸いです。

    天然生活2025年5月号(扶桑社・刊)

    画像: 築90年の「京町家の台所」で楽しむ保存食づくり。息づく‟先人の知恵”と重ねた工夫/キッチンみのり・山上公実さん

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