• 信州・蓼科の森の奥にある、小さな薬草店「蓼科ハーバルノート・シンプルズ」。ここで日々を過ごすおふたりが楽しむ、ハーブを生かしたおやつと飲みものを教わりました。
    (『天然生活』2025年5月号掲載)

    「オオカミたちの遠吠え」のつくり方

    画像: 「オオカミたちの遠吠え」のつくり方

    レモンが甘さを引き立てる、アロマテラピー講座の定番おやつ。

    上手に焼けたスコーンの割れ目を“オオカミの口”と呼びます。

    材料(直径5.5cmの丸型8個分)

    A
    ・全粒粉100g
    ・薄力粉125g
    ・ベーキングパウダー小さじ1
    ・塩ひとつまみ
    ● バター(食塩不使用)40g
    ● 砂糖25g
    ● 卵1個
    B
    ・牛乳50mL
    ・レモンの精油(※)2滴
    ・レモン汁小さじ2
    ・ラム酒大さじ1/2
    ● メープルシロップ大さじ1

    ※ 無農薬レモンの皮を削ったもの小さじ1/2でも

    下準備

    オーブンを180℃に予熱しておく。

    つくり方

     大きなボウルにをふるい入れる。

     小さく切ったバターをに入れ、両手でこすり合わせるようにして粉とよくなじませる。

     生地がポロポロになり、バターのよい香りがしてきたら、砂糖を加えてさらに両手でよく混ぜる。

     別のボウルに卵を割りほぐし、を材料の上から順に入れてフォークなどでよく混ぜる。全体がなじんだらのボウルに入れ、カードやゴムべらを使って切るように混ぜ、こねないように生地をまとめる。

     の生地をめん棒で2cm厚さにのばし、丸型で抜く。180℃のオーブンで13分焼いたら一度取り出し、表面にはけで素早くメープルシロップをぬって戻し、さらに5分焼いてでき上がり。


    〈料理・監修/萩尾エリ子・永易理恵 撮影/寺澤太郎 取材・文/玉木美企子〉

    教わった人

    萩尾エリ子さん(はぎお・えりこ)
    ハーバリスト。ナード・アロマテラピー協会認定アロマ・トレーナー。日々ショップという場で過ごし、植物の豊かさを伝えることを喜びとする。永易理恵さんとの共著『風の飲みもの、光のおやつ』(扶桑社)が発売中。

    永易理恵さん(ながやす・りえ)
    蓼科ハーバルノート・シンプルズ店長、アロマインストラクター。製菓学校卒業後、ハーバルノートのレストラン(※)勤務を経て、ハーブレッスン後のおやつも担当。『風の飲みもの、光のおやつ』(扶桑社)が初の著作に。※現在は閉店

    ※ 記事中の情報は『天然生活』本誌掲載時のものです

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    『風の飲みもの、光のおやつ 薬草店の幸せなテーブルから』(萩尾エリ子、永易理恵・著/扶桑社・刊)

    画像1: ハーバルノートの定番おやつ「オオカミたちの遠吠え」のつくり方。レモンの精油とラム酒が香るスコーン/蓼科ハーバルノート・シンプルズ・萩尾エリ子さん、永易理恵さん

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    天然生活2025年5月号では、「植物を取り入れた暮らし」の特集をしています。ぜひあわせてお楽しみいただけましたら幸いです。

    天然生活2025年5月号(扶桑社・刊)

    画像2: ハーバルノートの定番おやつ「オオカミたちの遠吠え」のつくり方。レモンの精油とラム酒が香るスコーン/蓼科ハーバルノート・シンプルズ・萩尾エリ子さん、永易理恵さん

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