(『天然生活』2025年5月号掲載)
赤いいちごは幸せそのもの
喉と心を潤す、美しいソーダ水
蓼科ハーバルノート・シンプルズ萩尾エリ子さんと、店長の永易理恵さんに、ハーブを生かした飲みもの「夢見る人のイチゴソーダ」のつくり方を教えていただきました。
シソ科のハーブ「ベルガモット」の若い緑にいちごの赤が映える、目にもうれしい一杯です。
「夢見る人のイチゴソーダ」のつくり方

材料(つくりやすい分量)
● いちご(小粒のもの) | 30粒 |
● 砂糖 | いちごの重さの半分の量 |
● ベルガモットの若葉 | 片手いっぱい |
● 熱湯 | 300mL |
● 花のついたレモンタイム | 少々 |
● 炭酸水 | 適量 |
※ 残ったいちごは清潔な容器に入れて冷蔵庫で保存し、なるべく早めに使い切りましょう。長くおきたい場合は少量ずつ小分けにして冷凍しても。
つくり方
1 へたを取ったいちごに砂糖をからめる。水けが出るまで1時間ほどおく。
2 なるべく厚手の小鍋に1を入れ、ふたをして5分、ふたをはずして10分程度ごく弱火でこげないように煮る。
3 ベルガモットの葉をポットに入れ、沸かしたてのお湯を注ぐ。ふたをして5分ほど蒸らす(薄いクリーム色のお茶ができる)。
4 茶こしなどを使って3を別の容器に注いで冷ましておく。
5 グラスにいちごを3粒から好みの数を入れて、4のお茶を8割、炭酸水を2割注ぐ。上にレモンタイムを飾ってでき上がり。
〈料理・監修/萩尾エリ子・永易理恵 撮影/寺澤太郎 取材・文/玉木美企子〉
教わった人
萩尾エリ子さん(はぎお・えりこ)
ハーバリスト。ナード・アロマテラピー協会認定アロマ・トレーナー。日々ショップという場で過ごし、植物の豊かさを伝えることを喜びとする。永易理恵さんとの共著『風の飲みもの、光のおやつ』(扶桑社)が発売中。
永易理恵さん(ながやす・りえ)
蓼科ハーバルノート・シンプルズ店長、アロマインストラクター。製菓学校卒業後、ハーバルノートのレストラン(※)勤務を経て、ハーブレッスン後のおやつも担当。『風の飲みもの、光のおやつ』(扶桑社)が初の著作に。※現在は閉店
※ 記事中の情報は『天然生活』本誌掲載時のものです
* * *
* * *
天然生活2025年5月号では、「植物を取り入れた暮らし」の特集をしています。ぜひあわせてお楽しみいただけましたら幸いです。