ナスの栽培のコツ
栽培暦
植えつけ:4月下旬~5月中旬
収穫:7月上旬~8月上旬、10月~11月(※8月下旬~9月下旬は暑さで収穫が止まることも)

一番花が咲きだすころが植えつけどき
「水」と「肥料」がナス栽培の2大ポイント。
水やりは、植えつけ後は1日1回、実がつき始めたら朝夕2回たっぷりと。クフェアなどのカバープランツで土からの水分蒸散も和らげます。
肥料は、実がつき始めたら有機置き肥を与えますが、「肥料食い」のナスには足りないことも。
追肥のタイミングはナスの花を見れば簡単にわかります。
植物の出す小さなサインが栽培の大きなヒントになるので、観察は欠かさずに。

小さめで収穫。追肥は花を見て
〈撮影/田中 淳 取材・文/松崎みどり、鎌田幸世〉
本記事は『ベランダで愉しむ小さな寄せ植え菜園』(山と溪谷社)からの抜粋です
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たなか やすこ
ガーデニングクリエイター&イラストレーター。
ベランダガーデナーの先駆けとして、30年以上メディアや講演会等で活躍。自宅ベランダの小さな菜園から、自然と暮らしをつなげる発信を続けている。ホームセンターマガジン『Pacoma』で、「小さなお庭のDiary」連載。『ベランダ寄せ植え菜園』(誠文堂新光社)など著書多数。
https://www.greengloves.jp/
天然生活2025年5月号でも、たなかやすこさんの記事を掲載しています。ぜひあわせてお楽しみいただけましたら幸いです。