(『天然生活』2022年7月号掲載)
ベビーリーフの育て方

3日で芽が出てグングン育つ、はじめて植えるにはぴったりの野菜です。
発芽に光を必要とする好光性種子なので、覆土は薄くします。
弱い光でもよく育つので、室内の窓際や半日陰でも育ちます。
双葉が開いたとき、葉同士がくっついていたら1cm間隔で間引きましょう。
早めに間引かないと蒸れて腐りやすいので注意。
ベビーリーフの種のまき方
1 土に水をかける
ラディッシュと同じ要領で土を入れ、土の空気を抜く。穴から水が流れ出るまでたっぷり水をかける。

2 種をばらまく
種をつまみ、指先をこすりながら全体的にパラパラとまく。種と種の間隔は1cmを目安に。

3 土をかぶせて水やり
土を薄くかける。種が見え隠れするくらいでOK。土が乾いていたらサッと水をかけ、軽くならす。

4 葉が育ったら収穫

本葉が5、6枚になったら収穫。
雨の日や水やり直後と早朝は避け、外葉から1枚ずつ手で摘み取る。
次回は、ベランダ菜園で人気の野菜「ミニトマトとバジル」の寄せ植え栽培をご紹介します。どうぞお楽しみに!
* * *
〈監修/深町貴子 撮影/近藤沙菜 イラスト/山下晶代 取材・文/小松﨑裕夏〉
白鳥久美子(しらとり・くみこ)
1981年生まれ。福島県出身。2008年に川村エミコとお笑いコンビ「たんぽぽ」を結成。コンビとしての活動に加え、テレビ、ラジオ、ドラマ、舞台など多方面で活躍中。天然生活webにて「白鳥久美子の手作り暮らし」を連載中。
深町貴子(ふかまち・たかこ)
園芸家。タカ・グリーン・フィールズ専務取締役。植物を育てることの楽しさや喜び、生態系の仕組みや不思議を独自の視点で語り、園芸の楽しさを広めている。YouTubeチャンネル「Horti」で園芸の動画を配信中。
※記事中の情報は『天然生活』本誌掲載時のものです