味噌と甘酒で肉味噌にコクをプラス!
梅雨どきでも ごはんが進む「発酵タコライス」
みなさま、こんにちは、榎本美沙です。
6月、みなさまのお住まいの地域は梅雨入りしていますでしょうか?
この時季は雨が多くて湿気も高いので、「ちょっとさっぱりしたいな」と思われる方も多いと思います。
そんなときには、さっとつくれて軽やかに食べられる「発酵ワンプレートランチ」はいかがでしょうか?
今回ご紹介するのは、発酵食品をたっぷり使った「タコライス」のつくり方です。
味噌と甘酒を使っているので、コクがあって、栄養も、野菜もたっぷり取れます。
甘酒は疲労回復にもおすすめですので、この時季ぴったりですよ。
お好みで粉チーズなどをかけても◎。よろしければお試しくださいね。
「発酵タコライス」のつくり方

材料(2人分)
● ごはん | 2膳分 |
● 合い挽き肉 | 150g |
● トマト | 小1~2個(100g) |
● アボカド | 1/2個 |
● レタス | 葉2~3枚(90g) |
● 玉ねぎ | 1/2個 |
● にんにく | 1片 |
● カレー粉 | 大さじ1 |
● オリーブオイル | 小さじ2 |
● A | |
・甘酒(ストレートタイプ) | 大さじ2 |
・中濃ソース、トマトケチャップ | 各大さじ1 |
・味噌 | 小さじ1 |
つくり方
1 レタスは食べやすい長さの1cm幅、アボカドは一口大、トマトは1cm角、玉ねぎ、にんにくはみじん切りにする。Aは混ぜ合わせる。

2 フライパンにオリーブオイル、にんにくを入れて中火で熱し、玉ねぎを炒める。玉ねぎがしんなりしたら、合い挽き肉、カレー粉を加え炒め、肉の色が変わったらAを加え全体がなじむまで炒める。

3 器にごはん、レタス、アボカド、3、トマトをのせる。
次回はフライパンだけで簡単につくれる「フライパンひとつ!トマトのだしパスタ」をご紹介します。
楽しみにしていただけたらと思います。

榎本 美沙(えのもと みさ)
料理家/発酵マイスター
発酵食品、旬の野菜を使ったシンプルなレシピが好評で、テレビ、雑誌や書籍へのレシピ提供、イベント出演などを行う。オンライン料理教室「榎本美沙の料理教室」主宰。
YouTubeチャンネル「榎本美沙の季節料理」、Instagram(@misa_enomoto)、夫婦でつくるレシピサイト「ふたりごはん」も人気。
新刊『毎日、水キムチ いちばん手軽な乳酸発酵』(文化出版局)が2025年5月発売。
そのほかの著書に、『榎本美沙のひと晩発酵調味料とからだが喜ぶ発酵献立』(主婦と生活社)、『二十四節気の心地よい料理と暮らし』(グラフィック社)、『榎本美沙の発酵つくりおき』(家の光協会)、『ゆる発酵』(オレンジページ)、『発酵あんことおやつ』『からだが整う〝ひと晩発酵みそ〟』(ともに主婦と生活社) 『ちょこっとから楽しむ はじめての梅仕事』(山と溪谷社)など多数。
「榎本美沙の料理教室」
https://online.misa-enomoto.com/
●YouTube
https://www.youtube.com/channel/UCGiEIACoA-INiZuSFhoksYA
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米のとぎ汁に野菜や果物を漬けて発酵させる「水キムチ」は乳酸菌たっぷりで腸活に最適。塩分控えめで辛みはほとんどなく、作るのもすごく簡単。そのままでおいしいのはもちろん、ジャンルを問わず様々な料理にも展開できる優れた発酵食品です。